"第1回台湾角川ライトノベル大賞"《金賞》受賞作 『華葬伝~Flower Requiem~』

台湾より上陸!! 逆輸入ライトノベルついに登場!

ライトノベルは、国境を超えた――! 台湾の新鋭が放つ、新感覚ファンタジー!!

日本からの翻訳出版が盛んな台湾において、特に人気が高いコミックス、さらに近年その上をいくといわれる「軽小説」(ライトノベル)。 「軽小説」という言葉をつくり、台湾に日本のライトノベル文化を広めた台湾国際角川書店が、満を持して2008年3月に開催した第一回のライトノベル大賞 

角川ビーンズ文庫
第一回台湾角川ライトノベル大賞
≪金賞≫受賞作品
 
華葬伝(かそうでん)
~Flower Requiem~上・下 
華葬伝s.jpg   華葬伝下s.jpg 
著:久遠(くおん) 訳:根木佳子
イラスト:Izumi
発売日:2011年1月1日
発行:角川書店 発売:角川グループパブリッシング


中国語圏のクリエイターの創作意欲を刺激し、オリジナル市場の開発につなげること、メディアミックスを実現させることを視野に入れて開催されたコンクールには、ライトノベル部門:556点・イラスト部門:331点の応募が寄せられました。各部門の頂点「金賞」を受賞したのが、本作の著者である久遠氏と、イラストを担当するIzumi氏です。

久遠(くおん/ジョウ・ユェン):台湾在住。大学院生。「華葬伝」(原題:「罌籠葬」)で第1回台湾角川ライトノベル大賞を受賞し、デビュー。最新作「流光森林」が台湾国際角川書店より刊行中。


【あらすじ】
四百年前、死を恐れた人々は、輪廻を司る神を殺した。そして、世界からは輪廻が失われ死後さまよえる魂は幽鬼となって人間を狩るようになった――。神は今際の際に呪いをかける。自分を殺した人間たち、返り血を浴びた人間たちは不老不死となり、この者たちが苦しみの後すべて死した後に、神は再び復活する、と。神の呪いに怯えた人間たちは、「籠庭」と呼ばれる閉鎖された世界をつくり、不老不死となった「贄人」を護ろうとした。そのため、神々の血を引く若き少年少女が「義人」として選び出され、贄人のために命をかけて戦うことになった。
記憶をなくした少女・幽冥も義人に選ばれ、最後の贄人・繭を護るために、仲間の4人の義人たちと共に戦う日々を送っていた。だが、この世界の在り方に不満を持ち、神の復活を願う人々との間に衝突がうまれはじめる。さらに、幽冥は記憶に刻まれた自分を呼ぶ声に悩まされていた。世界に滅びの足音が近づくなか、自分の失われた記憶こそがその鍵を握ると気づいた幽冥は――!?



 



 

 

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