Mayday(五月天) Special Live 2014 @ Zepp Tokyo

アジア全土で絶大な人気を誇るMaydayが1月12日、前日の大阪に引き続き、Zepp TokyoでMayday Special Live 2014を開催しました。中華圏ではドームやスタジアムで数万人規模の公演を行っている彼らがライブハウスの舞台に立つということで、近くで観られるレアなチャンスとばかりにファンが集結。1階はオールスタンドでしたが、開演前からものすごい熱気に包まれ、メンバーの登場を待ち焦がれていました。

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(中華圏のロック界のカリスマ、ボーカルのアシン)
 
「第二人生」でスタートしたライブは「ピーター&マリー」まで怒涛の8曲ぶっ通し。青いペンライトが激しく揺れます。初めてのMCタイムは、メンバーが日本語で挨拶。最も盛り上がったのが、モンスターの「きょうは武道館のリハとして最後まで盛り上がりましょう」という発言。日本のファンが大きく反応しました。
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(全27曲の及ぶライブの1曲目は「第二人生」)
 
アシンが「日本は台北から3時間ぐらいで来られるけど、日本に来ると15年前のMayday結成当時のことを思い出します」と話し、しみじみしたかと思うと、「T1213121」の数字を日本語にして早口言葉のように歌って盛り上がったり、自由なステージが続きます。
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(コンピュータ制御されたペンライトが青から赤に染まる)
 
ペンライトが赤く染まった「モーター・ロック」の時は、アシンのアドリブで当初予定になかったメンバー紹介に突入。「大阪でも同じセットリストのコンサートだったし、(変化をつけるため)ここでメンバー紹介をやっちゃえって思った。日本のファンのみなさん、初めまして。Maydayは香港、中国、台湾ではこんなふうに自由にやってます」と遊び心たっぷりのアシン。ただ、MCがすべて中国語(北京語)だったため、聞き取れる日本のファンは少なかったかもしれません。それでも中華圏のファンの盛り上がりに引っ張られて、「よくわからないけど、日本じゃないみたいで、なんだか楽しい」という人も多かったよう。日本で本場の雰囲気が味わえるアーティストもそうそういませんから。
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(ドラムのミン。この日はアシンに怪しい日本語を突っ込まれていた)
 
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(ギターのストーン。これからも日本にどんどん来て、日本語の歌も歌いたいと日本語でコメントした)
 
たぶんアシンが一番緊張したのは「Dancin' Dancin'」と「OAOA」の日本語Ver。本来は、GLAYのTERU、flumpoolの山村隆太と二人で歌っているので、アシンの完全ソロは初披露。無事歌い終えた途端「日本語で2曲全曲歌ったのは初めて!」と会心の笑顔を見せ、会場から大きな拍手が送られました。
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(ベースのマサ。自己紹介の時には、「東京最高ー!」と雄たけびをあげた)
 
 
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(ギターのモンスター。流暢な日本語で武道館の夢を語った)
 
一応本編は「人生海海」で終わり、全員で手をつなぎ、深々とお辞儀をして一旦ステージから姿を消したMaydayですが、当然のようにアンコールが始まります。アンコールは4曲。さらにダブルアンコールに突入し、1曲目は「愛の記憶は突然に」で客席と大合唱。「何度も歌ってると一緒に歌えるようになる。僕の幸せは、みんながMaydayを理解してくれ、みんなの声を聴くこと」と語りかけるアシン。感動的な合唱に参加したいと思った日本のファンも多かったかもしれません。
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(ドラマ「蘭陵王」のエンディングテーマ「出陣の歌/入陣曲」はアンコールで披露された)
 
ラストは台湾語歌詞の「馬鹿」で締めくくりました。「僕は僕に嘘をつかない/倔強」「満ち足りた想い出/知足」「やさしすぎて/溫柔」など日本のライブで必ず演奏してきた大定番を敢えてやらず、日本のファンにまた新しい一面を見せてくれたMayday。この日のチケットもSold Outで海外のファンはなかなか手に入らなかったと聞きます。Maydayを支えるファンが力を合わせれば、武道館もそう遠くない将来に実現しそうです。2014年もMayday、要チェック!です。
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♪セットリスト(日本語タイトル/中国語タイトル)
1.    第二人生/第二人生
2.    君は幸せじゃないのに/你不是真正的快樂
3.    小さなことだけど/最重要的小事<阿信solo ver.>
4.    孫悟空/孫悟空
5.    ゴッドギャンブラー/賭神<new ver.>
6.    信じる/相信
7.    孤独の終わり/終結孤單
8.    ピーター&マリー/志明與春嬌
9.    T1213121/T1213121
10. ナインボール/九號球
11. ちょっと聞くけど神様たち/借問眾神明
12. クレイジーワールド/瘋狂世界
13. 三人のおバカ/三個傻瓜
14. モーター・ロック/軋車
15. 君は唯一/你是唯一
16. 一歩一歩/步步
17. Dancin' Dancin'/傷心的人別聽慢歌<日本語ver.>
18. OAOA/OAOA<日本語ver.>
19. 恋愛ING/戀愛ING
20. 瞬間少年ジャンプ/離開地球表面
21. 人生は海のようだ/人生海海
 
ENCORE 1
22. 出陣の歌/入陣曲
23. ノアの方舟/諾亞方舟
24. ひとり上手にならないで/我不願意讓你一個人
25. 乾杯/乾杯
 
ENCORE 2
26. 愛の記憶は突然に/突然好像你
27. 馬鹿/憨人
 
mayday
 Mayday 3D LIVE MOVIE「NOWHERE ノアの方舟」
アジア全域を中心に中華圏で絶大な人気を誇るスーパーバンド“Mayday”の圧巻のライブツアー「MAYDAY NOWHERE World Tour」を映像化した3D LIVE MOVIE「NOWHERE ノアの方舟」の期間限定公開が決定!
レーザーや巨大LEDなどを使用し、観るもの全てを圧巻するライブ演出と真摯なパフォーマンスで定評のあるMayday。
この「MAYDAY NOWHERE World Tour」は、台湾、シンガポール、中国などアジア各地で公演をおこなっており、北京では鳥の巣スタジアム(オリンピック開会式会場・収容人数10万人)で2日間のライブを開催し20万人を動員するなど、さまざまなライブ記録を樹立。

また本作品は、台湾・中国・香港・シンガポール・マレーシアなど、アジアを中心に世界公開され、各国の動員記録を更新し続けている。感無量で涙するメンバーたちと、ファンの熱狂がシンクロした感動ステージを迫力の3D映像で体感せよ!
 
≪Mayday Profile≫
1999年のデビュー・タイミングから大きな注目を集め、2000年リリースのセカンドアルバム「愛情万歳」では、各音楽チャートの1位を独占。2001年8月には「GLAY EXPO 2001」に台湾代表として出演し、8万人の観客の前で日本・台湾のトップバンドによる“夢の共演”を実現。
2004年、半年に渡る初のワールドツアーを開催。アメリカ、中国、シンガポール、マレーシア、香港、日本、台湾など、世界各国にMaydayを知らしめる事となった。
2011年、台湾・台北アリーナでの連続7日間公演を含む、東南アジア、アメリカ、カナダ、オーストラリア等、でのワールドツアーを開催。同年リリースの最新アルバム「第二人生」では金曲賞6部門独占受賞。2012年4月には、史上初となる北京国家体育場(鳥の巣)で2日連続公演を開催。20万枚のチケットを即日完売。台湾金曲奨の「最優秀バンド」を4度受賞するなど、これまで受賞した音楽賞は国内外で150を超え、ライブ動員数は1,000万人を超える。
デビュー以来からの活動を通し、アジアのスーパーバンドとしての地位を築き上げ、アジア全域で唯一無二の存在となっている。
 
開催情報
タイトル
Mayday 3D LIVE MOVIE「NOWHERE ノアの方舟」
公開日
2014年2月8日(土)より1週間限定公開 ※日本語字幕付き
会 場
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京都)、TOHOシネマズ なんば(大阪府)
http://liveviewing.jp/contents/mayday-movie/?tab=1
料 金
3D鑑賞料金 ¥2,200(税込)
☆劇場来場者限定特典付き(特典は劇場入場時にお渡しします)
※3Dメガネ(TOHOシネマズで配布されたもの)をお持ちいただければ100円割引となります。
(注意)
※大阪府では16歳未満の方で保護者同伴でない場合は、終映が19:00を過ぎる上映回にはご入場いただけません。予めご了承下さい。
※劇場内は、カメラや携帯などのいかなる機材においても録音/録画/撮影を禁止しております。盗撮が行われた場合、ご退場いただくか上映を中止する事がございます。予めご了承ください。
配   給
ライブ・ビューイング・ジャパン
 
★Mayday Japanese Official Website http://www.mayday.jp/
 


 

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