アミューズ・ミュージカルシアター、『ガラコンサート』で華やかにファイナル！

2013年4月に韓国創作ミュージカル「カフェ・イン～愛は偽り？！～」で幕を開け、次々と話題のミュージカルを上演してきた東京・六本木アミューズ・ミュージカルシアターがついにファイナルを迎え、3月25日『AMTガラコンサート』で華やかに幕を閉じました。

本公演は昼夜2回にわたり行われ、豪華キャストがこれまで上演された作品の中から選りすぐりのナンバーを披露。再び韓国創作ミュージカルの世界にいざない、感動の嵐が会場を包み込みました。

キム・ドヒョン（「カフェ・イン」「兄弟は勇敢だった?!」）、キム・ジェボム（「風月主」、「兄弟は勇敢だった?!」）、キム・ジヒョン（「風月主」）、ユク・ヒョンウク（「恋の駆け引きの誕生」）キム・ナムホ、カン・インヨン（「僕らのイケメン青果店」）、チョン・ソンウ（「恋の駆け引きの誕生」）の他、ソン・ドゥソプが特別出演。ピアニストのシン・ジェヨンによる生演奏からスタートしたステージは、「夜の男（風月主より）」からラストの「翼を広げよう（僕らのイケメン青果店）」、カーテンコールの「LOVE IS（カフェ・イン）」までキャストの熱唱のオンパレード。最後まで惜しみない拍手が鳴り響きました。

昼公演を終え興奮冷めやらぬなか記者会見が行われ、キャスト陣全員が登壇。万感の思いを語ってくれました。

Ｑ アミューズ・ミュージカルシアターの締めくくりとなる本コンサート（昼の部）を終えた感想をお願いします。

シン・ジェヨン：（日本語で）初めまして、シン・ジェヨンです。今日は日本のみなさんにお会いできて嬉しいです。僕の夢は日本の舞台に立つことなのでこれからも頑張ります。よろしくお願いします。

チョン・ソンウ：6ヵ月前にこの舞台に立ちましたが、再びここに立つことが思いの他早く実現できてとても光栄で嬉しく思っています。これからもこのような機会でみなさんとたくさんお会いできることを願っています。

キム・ナムホ：公演が始まる前に１通のファンレターをいただいたのですが、ここで上演された「イケメン青果店」をご覧になってファンになってくださった方の手紙でした。このような縁を作ってくれたアミューズ・ミュージカルシアターに心から感謝します。これからもこのような機会を作っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

ユク・ヒョンウク：さっきは日本語のセリフを忘れちゃった。ごめんなさい（日本語で）。僕も6ヵ月前にこの舞台に立ちましたが、今回はガラコンサートで楽しい時間を過ごすことができました。

カン・インヨン：再びこの舞台に立つ機会を与えてくださってありがとうございます。またこのメンバーとともに出演できたことを光栄に思っています。これからもよろしくお願いいたします。

キム・ジヒョン：今日、またこの機会を与えて下さった関係者のみなさまに感謝します。そして、今日この席を一緒に過ごして温かい目で私たちを見守って下さったお客さまの力で公演を無事に終えることができました。ありがとうございました。

ソン・ドゥソプ：今回初めて日本に来ることができ、初めて公演をすることができました。また日本で公演する機会が与えられる日まで、韓国で一生懸命頑張りますので韓国ミューカルをたくさん愛してください。ありがとうございました。

キム・ジェボム：この舞台に何度も立たせていただいて、今日は我が家に帰ってきたようです。客席にもよくお見かけする方もいて、とても嬉しい気持ちで公演ができました。これからも韓国創作ミュージカルをぜひ応援してください。

キム・ドヒョン：（やっと番が回ってきたドヒョンさんの笑顔で、会場は爆笑に･･･(笑)）「兄弟は勇敢だった!?」が終わった時、またいつ来られるかわかりませんが･･･とお伝えしたんですが、その機会が早くきて大変うれしく思っています。また、この作品の韓国公演で共演したソン・ドゥソプ君と一緒に来ることができて良かったです。現在、韓国で他のミュージカルに出演しているのですが、そちらをお休みして来日しました。東京までは2時間半、釜山に4時間かけて行くより近いので、体力もつけて（笑）もっと頻繁に日本に来られるように頑張ります！

Ｑみなさんにとって韓国創作ミュージカルの名曲は？

シン・ジェヨン：「恋の駆け引きの誕生」の時に、音楽監督を務めさせていただいたので、「ウララソング」がとても好きです。

キム・ナムホ：「女神様が見ている」という作品は、自分も韓国公演で参加していたのですべてのナンバーが好きですが、特に今日お聞きいただいた「女神様が見ている」。そして「イケメン青果店」の「共に旅路を」の歌詞がとてもステキで好きです。

カン・インヨン：今回初めて聞いた「恋の駆け引きの誕生」の、「釣りソング」がとても切ない内容を描いていて気に入りました。

ソン・ドゥソプ：本当にたくさんの名曲があるのですが、つい先日キム・ジヒョンさんと共演した「バンジージャンプする」から「それが君のすべて」が大好きです。

キム・ドヒョン：もちろん、今日お聞かせしましたナンバーもベストソングなんですが、今韓国で上演している「シャーロック・ホームズ2」の「インファランス」もいいですよ。

キム・ジェボム：「風月主」の中の「お前の理由」が大好きです。

キム・ジヒョン：私も「お前の理由」が好きです。そして「釣りソング」も良かったですし、「女神様が見ている」の「あなたが見てるから」も気に入りました。

ユク・ヒョンウク：僕が出演した「月を射たスーパーマン」という創作ミュージカルの中から、ギターを弾きながら歌う「私は誰？ここはどこ？」という曲があるので、ぜひ機会があったらみなさんにお聴かせしたいと思います。

チョン・ソンウ：今度、9月に日本でも上演が決まった「女神様が見ている」のナンバーはとてもステキなナンバーばかりで、韓国ではOSTも発売されています。ぜひたくさん聞いて公演も来てください。

Ｑこの劇場に通った思い出を教えてください。

ユク・ヒョンウク：思い出した！（日本語で）。「恋の駆け引きの誕生」公演の時がちょうど台風の季節だったんです。風邪をひかないように傘を一生懸命さしてもすぐに飛ばされて･･･それがおかしくてみんなで写真を撮った思い出があります。

キム・ジヒョン：毎日午後5時になると楽屋の窓から鐘の音が聞こえてきた思い出があります。昨日もまた同じように聞こえてきて懐かしくなりました。

キム・ジェボム：韓国の劇場はビルの中や地下にあることが多く、楽屋の窓を開けて風に当たることが少ないので、今日もこちらの楽屋で風を感じながら思い出に浸っていました。

キム・ドヒョン：ジェボムさんはそういう劇場が専門かもしれませんが、韓国の劇場がすべてそうではありませんよ。(会場大爆笑)　日本で初めて公演したのが2006年そして、このアミューズ・ミュージカルシアターになるのですが、この劇場の楽屋の窓を開けると東京タワーが見えるんです。東京のランドマークが近くにあって、「カフェ・イン」の時には天気がよくて屋外でみんなで食事をして交流を深めたことを思い出します。

ソン・ドゥソプ：（今回のガラコンサートが初めてなので）私の思い出は、あさって韓国でお聞かせしますので楽しみにしていてください(笑)。

カン・インヨン：日本に来て、この劇場で過ごしたすべてが思い出に残っています。

キム・ナムホ：日本と関わりが持てるようになったのが、この劇場です。最初は少なかったお客さんが、どんどん増えて千秋楽にはコンサートのように盛り上がりました。すべてが思い出です。

シン・ジェヨン：日本の音楽が好きでよく聞くんですが、ちょうど西野カナさんが新曲を出されたときで、街中にたくさんの看板が出ていたことが印象に残っています。また、大好きな共演者の方たちと一緒に日本に来ることができたこと自体が思い出です。なによりもみなさんと交流を深めて、千秋楽を迎えられたことが嬉しかったです。

最後のフォトセッションでは笑顔でカメラマンのリクエストに応えていたキャストたち。ラストを飾るにふさわしい、豪華で楽しいコンサートとなりました。また、9月にはソウルミュージカル・フェスティバルで最優秀作品賞を受賞した話題の韓国ミュージカル『女神様が見ている』の日本公演が決定！引き続き韓国創作ミュージカルが堪能できる嬉しいニュースも発表されました。東京公演に先駆け、4月よりソウル公演も決定した本作品に期待大です。