MRT(地下鉄)

mrt1.jpg台北市民の足となっているMRT(Mass Rapid Transit)は各駅停車のみで、約5分間隔でやってきます。渋滞もなく正確、旅行者にもとても便利な移動手段です。台北市民にはMRTではなく「捷運(ジエユンJieyun)」と呼ばれています。



初乗りは20元(約70円)。日本と比べるとかなり安いです。子供料金は年齢ではなく背丈で決まる?!145cm以上は全票(全額)、115cm以上145cm未満は半票(半額)、115cm以下は無料です。改札機にセンサーがついていて、それを通り抜けられればOKです。



チケットの買い方は、簡単。券売機で、まず行き先の値段を案内図で探し、金額と人数のボタンを選びます。 


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日本と違い、お金を入れる前に行き先の料金を選びます。お金を入れるとICトークンというプラスチックのコインのようなものが出てきます。それを自動改札にかざすだけ。

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改札を出るときに、投入口にこのコインを入れるようになっています。

っということは、このコインは回収されて、再度使用されるということでしょうね。地球にやさしい!

 

悠々カード.jpg長期滞在や何度も乗る人はチャージ式のICカード「悠々カード」を購入するのが便利。




MRT(地下鉄)とバス両方使えるSuicaやPASMOのようなICチャージカードです。小銭を用意する必要がなく、MRTの乗車料金が2割引になります。

カードはMRTの駅の自動販売機または窓口、コンビニで購入できます。初回購入時はNTD500です(100元がデポジット、400元が使用金額となっています。)
※普通カードのほか、学生用や子ども用、障害者用などのカードもあります。駅にある機械で何回でも追加チャージできます。

払い戻しはMRTの駅のみ。手数料として、20NT$(約70円)が差し引かれますが、未使用分とデポジットが返金されます。残金があれば帰国前に駅で手続きすればいいし、有効期限が2年と長いので、何度も訪問する人ならそのまま次の旅でも使えますね。

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車内の様子。
座席は日本のようなクッションシートではなく、プラスチック製ですので、すこし座り心地は悪いですが清潔感はあります。「博愛座」というのは「優先座席」のこと。他人に優しい台湾ならではのネーミングだと思いませんか?



車内はゴミ一つ落ちていないし、とても綺麗です。実は、車内は禁煙はもちろんですが、ガム・飲食・飲み物も禁止なのです。日本にいる感覚で、ペットボトルを持ち歩いて飲んだり、ガムを噛んだりはNG。違反すると1,500~7,500元の罰金をとられるので要注意!



 

2008年にはF4のヴァネス・ウーがMRTのイメージキャラクターに選ばれ、乗車マナー向上のPRに一役買いましたね。 

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