「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」 シン・ミナ合同インタビュー

「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」の地上波放送開始記者会見の後、シン・ミナが、ドラマにかける思いをさらに詳しく語ってくれました。会見とはまた違う、プリントのスカートにベージュのブラウスというキュートなスタイルで登場したシン・ミナ。近くで話を聞くと、女性同士でもその顔の小ささと、美しさにうっとりしてしまいます。

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Q. ドラマの出演オファーが来た時、九尾狐<クミホ>の役だと聞いてまず思ったことは何ですか? また、最終的に出演を決めた理由は?
 
韓国ではホン姉妹(人気ドラマ「美男<イケメン>ですね」などで知られるホン・ジョンウン&ホン・ミラン姉妹)の作品が人気で、前から出演したいと思っていました。クミホの役だとお聞きした時は「わあ、おもしろそう!」だと。新しい境地が開けるかもしれないと思い、お引き受けしました。
 
 
Q. 実際にホン姉妹の作品に出てみてどうでしたか?
 
このドラマはクミホが魅力的であってこそ、チャーミングな作品になると思っていたのですが、ミホの感情の変化がかわいく表現されていて、女性のキャラクターをうまく描く作家さんだと感じました。
 
Q. ホン姉妹から何かアドバイスはありましたか?
 
今までのクミホのイメージを捨ててちょうだい、と言われました。韓国では「クミホのような」という比喩まであって、恐ろしいイメージなのですが、既存のイメージに縛られてはいけないと。500年間絵の中に閉じ込められていたクミホにとっては、何もかもが目新しい。子供のように純真で天真爛漫なクミホ像を作ることを心がけました。
 
 
Q. ドラマの撮影現場は苛酷と聞いていますが、はやり映画より大変でしたか?
 
そうですね。スケジュール的にとてもきつく、大変でした。後半はどうやってセリフを覚えていたんだろう?と思うほどです。ただ、苛酷ではあるんですが、ずっと撮影していると、どんどんドラマの世界に入っていけるんです。それがドラマの魅力ではないでしょうか。これまでは映画が中心でしたが、このドラマをきっかけに、またドラマをやりたいな、と思うようになりました。
 
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Q. クミホは「牛肉食べよ」とねだり、食べた後にあどけなく「あ~、おいしい」と言います。シン・ミナさんご自身もお肉が好きですか?
 
好きです(笑)! 撮影の時は、いいお肉を用意していただいて、とてもおいしくいただいてました。ただ、後半は眠れなくなり、体も浮腫んできたので、少し控えるようにしましたが……。
 
 
Q. お肉が好きなのに、スリムな体型を維持できる秘訣を教えてください。
 
ありきたりですが、規則的な生活でしょうね。ドラマや映画の撮影が始まると、運動もできないので、自分でも太っていくのがわかります。健康的な生活をしているとスリムになっていく気がします。
 
 
Q. ワイヤーで吊られるシーンは相当大変だったようですね。
 
高所恐怖症ではないので、最初は普段できないことが体験できるわ!と、おもしろがっていたんですけど、いかんせん真夏の撮影だったもので、暑くて。1話から4話までは、ずっと同じワンピースを着ているんですが、わりとタイトなもので、その下にワイヤーを装着していたので、大変でした。
 
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Q. 奇想天外な行動が多いクミホを演じて、思わず笑ってNGを出したことは?
 
こういうキャラクターは初めてだったので、心配していたんですが、やってみたらとても楽しかったです。何でも口に入れてしまって、おいしいと言うんですが、それを見て回りのスタッフが笑ってNGになったことはありました(笑)。 
 
Q. クミホの役作りでどんなことをしましたか?
 
純真で天真爛漫、子供のようなキャラクターなので、自分の甥っ子を観察して、研究しました。
 
Q. ファッショナブルなシン・ミナさんですが、ドラマの衣装にもご自分の意見を取り入れた部分はありますか?
 
クミホは4話までずっと同じ衣装を着ています。これは監督と脚本家の先生が、この姿がクミホというイメージを定着させるために意図したことで、衣装も決まっていました。その後、テホンがずっと同じ洋服じゃ汚いよと、と新しい洋服を買ってくれたりするんですが、ワンピースが多く、私もワンピースが好きなので、何着か私服も衣装として使っています。
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Q. クミホがテホンを追いかけるように、男性に求愛されたらどんな気分ですか?
 
ミホだったから、かわいかったですが、男性にあんなふうに付きまとわれると、ちょっと怖いですね(笑)。
 
Q. このドラマを通じて伝えたいことは何ですか?
 
人は自分たちと違うものを遠ざけ、阻害します。クミホは人間ではなく、妖怪だから偏見をもたれ、最初はちょっと好意を持っていたテホンもクミホだとわかると、引いてしまいます。人々の偏見がどんな状況をもたらすのか感じてほしいと思います。そして、その後テホンが偏見を乗り越えて愛を成就させていく過程で、改めて偏見について考え、純粋な愛を感じていただけると嬉しいです。
 
これまでの九尾狐<クミホ>のイメージを打破したシン・ミナの天真爛漫なクミホが、あの国民的スター、イ・スンギと共演するドラマ「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」。必見!です。どうぞお見逃しなく。
 
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◆オンエア情報
「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」
TBS「韓流セレクト」(月~金 あさ10:05~11:00)にて、3月25日(金)より放送開始。
 
DVD発売情報
「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」
DVD-BOX1 2011年3月25日(金)リリース
DVD-BOX2 2011年4月26日(水)リリース
発売元:TBS/TCエンタテインメント
©SBS/「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」日本語版製作委員会
(TBS/TCエンタテインメント/MBS/TBSラジオ&コミュニケーションズ)
 
◆作品紹介
「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」
“九尾狐<クミホ>”とは、韓国ではおなじみの民話上の狐の妖怪。これまでは階段として数多くのドラマや映画の題材とされてきた九尾狐<クミホ>だが、今回はまったく新たなオリジナル企画のロマンティック・コメディ として映像化。
 
イ・スンギ扮する苦労知らずの大学生テウンと、シン・ミナ扮する九尾狐<クミホ>のラブ・ストーリー。美女に化けたクミホに付きまとわれ、食べられたくない!と怯えるテウンだが、次第に彼女に惹かれていく。ミホもテウンとずっと一緒にいたいと思い始める。はたして、人間と妖怪の恋は成就するのか?
 
ホン姉妹(脚本)ならではの、笑いあり涙あり、胸キュンのロマンティック・コメディの決定版です。


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