萬田久子、映画『最後の晩餐』公開記念<料理で愛を伝える講座>に登場!

中韓合作映画史上最高のヒットとなった『最後の晩餐』の公開を記念し、2月17日、東京渋谷にて、トークイベント<料理で愛を伝える講座>を開催。女優の萬田久子をゲストに、イタリア出身の料理研究家のベリッシモ・フランチェスコが講師として登壇しました。

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萬田久子の大ファンというベリッシモは、登場早々ソワソワして落ち着かない様子(笑)。黒地の着物姿でより美しさを引き立たせた萬田久子に、すっかり魅了されていました。
 
― 映画『最後の晩餐』の感想は?
ベリッシモ:感動の作品、そして泣ける映画です。僕の仕事も料理と愛。好きな女性に好きな料理を作って、笑顔をもらって元気になって頑張れるっていうことは素晴しいことですよね。この作品はホワイトデーにも公開していますから、好きな人とぜひ2人で観てほしいです。僕は、美味しい料理と一緒に女性と観たんですが、2人で泣いちゃいました。
萬田:泣かせていただきましたね、ピュアに。自分の年齢など忘れてとても純粋な気持ちで見せていただきました。人を愛することは素晴しいことですね。すごくいい映画でした。
 
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― お気に入りのシーンは?
萬田:チャオチャオが、いちいちチャーミング。リー・シンのあれだけキザなセリフが自然なのも、お互いがピュアだからですよね。
ベリッシモ:やっぱり、彼が料理を作っているシーンですね。20代の頃の自分に似ていて懐かしい気持ちになりました。 
 
男性からの愛のこもった料理を振舞われたことはありますか?
萬田:20代のころ、道場六三郎さんにお弁当を作っていただいて、川辺で食べたことがあります。川で釣ったお魚を焼いてくださって、記憶なくなるくらいお酒を楽しみました(笑)。今でもそのお弁当箱が残っていて、とてもいい思い出です。映画でも出てきますが、私もお弁当箱や重箱が好きで集めています。
ベリッシモ:お弁当箱は日本の独特な文化だと思います。僕もイタリアに帰るときにお土産で持っていくんですが、本当に喜ばれるんです。ランチBOX替わりにもなりますしね。
 
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劇中では別れの契約書を結ぶシーンがありますが・・・
ベリッシモ:イタリアでは考えられないですね。5年契約なんて待っていられない、次にいっちゃいますよ(笑)。アジア的な考えかな。イタリアよりフランスが近いのかも。僕も試しに1週間ガマンしたことがあるけど、爆発しました(笑)。
萬田:私も考えられないですね。愛しているなら今燃えつくしたらいい。明日なんかわからないから、その日その日を大切に恋愛したいですね。今まで計画的な人生を送っていないからね(笑)。本当に好きな人がいて待っていてと言われても、次に行っちゃうかも。
ベリッシモ:でも、ありえないからこそ、この映画がいいのかもね。
 
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理想の告白は?
萬田:私は大阪出身なので、「好きやねん」と言われるといいですね。以前、ロケで外国に行った時、ホテルの部屋いっぱいに真っ白なお花と冷えたドンペリが用意されていたんです。イチコロでしたね(笑)。
ベリッシモ:やっぱり私は、言葉プラス料理がいいかな。料理を食べてもらって五感で感じてほしいですね。イタリア人は、バレンタインデーにバラの花を1本とポエムを添えて贈るんですよ。
 
最後は、2人揃って「この映画は見なきゃ損!ぜひ好きな方と一緒に、笑って泣いて感動の時間を過ごして下さい」とPRしました。
 
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ここで、ベリッシモが萬田久子に愛を込めて作ったミネストローネスープをプレゼント。
肉やチーズの入っていないヘルシーなスープの隠し味は・・・なんと、“味噌”。「味噌を入れることによって旨みが増すんです。このスープはコストパフォーマンスもいいし、事前に作っておいておけるのもいいですね」と説明。おもてなしを受けた萬田久子は「コクがあって美味しい。これはイチコロですね。今度、ウチにきて作ってくださいね」と絶賛しました。 
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フォトセッションのあとに行われた囲み取材でも、「料理ができる男性はいいですね。私も昔はイタリア料理も作りましたよ、何人かにね。でも最近は、ワンちゃんに作ることと料理を持ち合っての女子会。これも楽しいですよ」と笑った萬田久子。また、ベリッシモはイタリア人の男性と上手く付き合う方法を聞かれ、「なるべく一緒にいる時間を作って。そして、料理を上手につくること。あとは相手のお母さんに気に入られることが大事。マンマのトマトソースを覚えたら大丈夫!」とアドバイスしました。
 
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◆映画『最後の晩餐』
時を越えて、信じあうことはできますか?
主演は2011年中国映画最高のヒット作『失恋33天 love is not blind』に主演しバイ・バイホーと台湾トップクラスの人気俳優、エディ・ポン。『ラスト・プレゼント』で日本に感動を包み込んだ韓国のオ・キファン監督がすれ違う二人の微妙な想いを見事に描き出した切ないラブストーリー。

3月1日(土)シネマスイッチ銀座、横浜ブルク13ほか全国順次公開中!

 

 

 

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