杉本彩、映画『最後の晩餐』公開記念トークショー!未来のための別れ方をアドバイス!

2月27日、東京・新宿LEFKADA にて、映画『最後の晩餐』の公開を記念し<未来のための別れ>をテーマにしたトークショーが行われ、女優の杉本彩と、離婚式プランナーの寺井広樹氏が登壇。<別れに踏み込めない>女性たちを観客に夫婦の絆、結婚・離婚の本質などを語った。

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中韓合作映画史上最高のヒットとなった映画『最後の晩餐』(3月1日公開)は、映画『ラスト・プレゼント』などで感動を巻き起こしたオ・ギファン監督の最新作。初恋の人と結婚目前、三つ星シェフと陶器デザイナーというお互いの夢のため、5年間の別離契約を選んだ二人の5年後を描いたラブストーリー。
 
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“芸能界一、本当の愛を知る”と紹介された杉本彩。春らしいパステルグリーンの総レースワンピース姿で登場すると、「あらゆる別れを経験しております(笑)」と余裕の笑顔。
 
本作について、「人を愛するということは、強い意志が必要なんだと、改めて感じました。世代や時代を越えて、すべての人がいいと思える愛を描いています。本当に泣かされました」と杉本彩。寺井氏は「前向きな別れをテーマにした映画。僕も100回くらい泣いてしまいました」と、絶賛した。
 
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 離婚式プランナーとして活躍する寺井氏は、「離婚する夫婦の中で、円満離婚できるカップルはわずかに1%なんです。ふたりに福あれという意味を込めて、うるう年の2 月29 日を“円満離婚日”と命名しました。4年に1度くらいがちょうどいいんです。離婚式では、再出発を祝い、結婚指輪をハンマーで壊すセレモニーを行います。」と紹介。すると、杉本彩も「離婚の時って、なかなか周りの方にご挨拶できないものですよね。視覚的にはっきりするし、心の整理のためにもいいかも」と納得の様子。
 
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映画では、お互いの夢を叶えるため別れを決めたカップルが、5年後に独身なら結婚するという別離契約書を交わすのだが、杉本彩は「5年って長そうだけど、あっという間。5年後、もっと素敵な自分になっていなくてはいけないという緊張感を与えてくれますよね」とし、「愛があればこそ、ほどよい距離感が必要なのでは?」と持論を展開。劇中に出てくる“別離契約”に2人でサインしてみせる場面も。
 
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さらに“別れの格言”として、「すべての出会いに別れがある。だから別れを恐れることはない」と杉本彩。「人も物も、すべての出会いに必ず別れがあるけれど、幸せを逃がさないためにも別れを恐れないで」と、コメント。寺井氏は、実際に離婚式を行った男性の言葉より「生まれ変わっても、うちのやつとまた離婚したい」とし、「めぐりめぐっての愛情を感じます」としみじみと語った。
 
イベントでは、観客からの質問も直接応じた杉本彩。別れの切り出し方を悩む女性に「突然言うのではなくて相手の気持ちを考え、時間をかけた方がいい。きちんと心が理解していくように。私も4年かけて離婚したんだから」と自らの経験からアドバイス。 
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新しいいい出会いのためには、「自分を偽ったりごまかしたりせず、自分の心に正直に生きること。偽りの自分では、偽りの人しか近寄ってこない。本当に自分でいることで質のいい運命的な出会いがあると思うの。女性としての自分の輝きを開放して!」とエールを送った。 
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『最後の晩餐』
出演:バイ・バイホー、エディ・ポン、ペース・ウー、ジアン・ジンフー
監督:オ・ギファン 『ラスト・プレゼント』
配給:CJ Entertainment Japan
公式サイト:http://bansan-movie.com/
 
201431日(土)シネマスイッチ銀座、横浜ブルク13ほか全国順次公開!

 

 

 

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