(左よりミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲン、篠原涼子、ジェイ・チョウ）

アジアのカリスマ、ジェイ・チョウがハリウッドデビューを果たした映画「グリーン・ホーネット」がいよいよ1月22日（土）、日本で公開されることに。この最高にスリリングで痛快な3Dバディ・アクション映画は、北米で興行成績第1位を記録、ドイツ、オランダ、オーストラリアでも初登場で1位を獲得し、話題騒然！　待望の日本公開を2日後に控えた1月20日（木）、主演のセス・ローゲン、ミシェル・ゴンドリー監督とともにジェイが来日し、六本木ヒルズアリーナでジャパンプレミアを開催しました。

けやき坂から特設ステージまでは、映画のタイトルに合わせ、レッドではなくグリーンのカーペットが敷かれ、ゲストの到着を待ちます。報道陣に使い捨てカイロが配られるほどの寒さでしたが、新感覚映像派の鬼才として知られるミシェル・ゴンドリー監督が車から降りると、会場の空気が一転、華やかな熱気に包まれました。

ゴンドリー監督の次にコールされた名前は、ジェイ・チョウ。車から降りると、詰めかけたファンから「ジエルン！」の大歓声。1月18日にお誕生日を迎えたばかりということで、「生日快楽（お誕生日おめでとう！）」と中国語で呼びかける声も聞こえました。グリーンカーペットの両側にぎっしりと並ぶファンのリクエストに応えてサインをし、テレビカメラの前でサウンドバイツを受けながらゆっくりと進むジェイは、まさにハリウッドスター！　最後に主演・脚本・製作総指揮のセス・ローゲンが姿を現し、たっぷりと時間をかけ、3人揃ってステージに登壇しました。

ミシェル・ゴンドリー監督「きょうは、とても嬉しいです。でも、今まったく動けません(笑)。実は、ジェイに洋服を借りたんです。ゾウが鳥の衣装を借りた感じかも(笑)。僕は『グリーンホーネット』の中で、白人より相棒のアジア人のほうをカッコよく撮ったので、アメリカ人には嫌われています！　でも、僕はフランス人、セスはカナダ人だから大丈夫です(笑)」

※ 「鳥の衣装」と言ったのは、この日のジェイの衣装に黒い羽根があしらわれていたためだと思われます。

セス・ローゲン「皆さん、寒い中起こしいただき、感謝します。この映画のみどころは、2人がバディを組んで任務を遂行することろ。派手な爆発シーンもたくさん観られますよ！　どうかこの『グリーンホーネット』を楽しんでください」

ジェイ・チョウのスピーチはなんと、すべて日本語でした！「みなさん、こんにちは。ジェイ・チョウです。来てくれて、ありがとう！　嬉しいです。映画を楽しんでね！」

流暢な日本語を話すジェイを盛りたてようと思ったのか（!?）ゴンドリー監督がジェイの頭にマイクを２本かざし、ジェイの頭から角が生えたような形に！ 監督もジェイも嬉しそうです。この後、日本らしく餅つきが行われましたが、ジェイはここでもファンの声援に応えながら、楽しそうに杵を振り下ろしていました。

スペシャルゲストの篠原涼子がステージに登場すると、ジェイがさっと手を出し、握手。なんだかちょっと、いや、かなり？ 嬉しそうなジェイでしたが、監督も負けてはいません。「あまりに美しくて声も出なかった。ぜひ僕の映画に出てほしい」とラブコールを送り、篠原涼子も「今夜は興奮して眠れません」と笑顔を見せました。

3D映画にふさわしく、舞台中央のセットからブラック・ビューティーが飛び出してくるという驚きの仕掛けに会場がどよめく中、フォトセッションへ。するとジェイが脇に立っていた篠原涼子を中央にエスコート。しばらくすると、たぶん「ここはジェイさんの立ち位置ですよ」とでも耳打ちされたのでしょうか、ジェイが少し照れながら場所を入れ替わるという場面もありました。

最後はセス・ローゲンが、会場の大半を占めたジェイのファンに「この映画にはジェイが出ているので、ぜひ観てください！」と映画をアピール、１時間ほどのイベントが終了しました。「グリーンホーネット」は１月22日（土）より、丸の内ピカデリーほか全国でロードショーされます。 

「グリーンホーネット」（原題：Green Hornet）

ロスの夜に出没する“グリーン・ホーネット”。その正体は悪を装い、悪を刺す、ダメな2代目社長（セス・ローゲン）＆おかかえ運転手（ジェイ・チョウ）だった！

監督：　ミシェル・ゴンドリー
出演：　セス・ローゲン／ジェイ・チョウ／キャメロン・ディアス／　クリストフ・ヴァルツ
公式サイト：　http://www.greenhornet.jp

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