新演出版『レ・ミゼラブル』製作発表記者会見

1985年ロンドン初演以来、全世界で愛され上演され続けてきたミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』。日本でも1987年に初演されて以来2572回の上演回数を誇る本作が、2013年、新たな演出により生まれ変わります。その新演出版のジャン・パルジャン役に韓国からキム・ジュンヒョンがキャスティングされました。来春からのロングラン公演に先立ち、10月15日,総勢68名全キャストが勢揃いし華やかに行われた製作発表会見の模様をお伝えします。

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本作の大ファンで100回近く見たという軽部真一アナウンサーの司会の元、一般のオーディエンス250人も見守る中、会見が始まりました。
今回は全てのキャストがオーディションにより決定。応募総数15,000人の中から激戦を勝ち抜いたキャストが集まりました。
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ジャン・バルジャン役は、1997年以来すでに500回近くジャン・バルジャンを演じている山口祐一郎と今回が初出演となるキム・ジュンヒョンのWキャストです。ベテランの山口もオーディションに参加。「ひげを剃った方がいいのか、剃らない方がいいのか、どんな格好で行ったらいいのか、部屋に入って冗談を言った方がいいのか、ドキドキしながらオーディションを受けた」とのこと。続いて挨拶するキムと固い握手を交わしました。
 
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 キムは劇団四季で活躍後、韓国でも『ジキル&ハイド』『ゾロ ザ・ミュージカル』でタイトルロールを演じている実力派です。「難しい役だと思いますが、皆さんの力を頂いてお客さまに感動を与えられるよう頑張りたいと思います」と挨拶。「レ・ミゼラブル」のナンバー『独白』も披露、力強い歌声で魅了しました。
 
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2013年日本で上演される新演出版は、舞台装置・照明・音響・衣装や登場人物のキャラクターの描き方まで一新。4・5・6・7月は東京・帝国劇場、8・9・10月は福岡、大阪、名古屋でのロングラン公演を予定しています。
 
ミュージカル『レ・ミゼラブル』といえば、韓国では11月から来年9月までついに初上演。更に今年12月にはヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ主演の映画も日本公開になります。日韓のミュージカル、そして映画と、『レ・ミゼラブル』の見比べが今から楽しみです。
 
 
映画~レ・ミゼラブル~ 12月21日全国ロードショー


 

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