シン・スンフン2010 The Shin Seung Hun SHOW in japan -20th Anniversary-開催

 韓国20周年、日本ではデビュー5周年となるバラードの皇帝シン・スンフンがミニアルバム「RADIO WAVE」の続編となる「LOVE O’CLOCK」を引っ提げ、3月3日の大阪公演に引き続き、3月6日と7日の両日、東京国際フォーラムAで2010 The Shin Seung Hun SHOW in japan -20th Anniversary-のステージに立ちました。

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コンサート前に行われた会見では笑顔を見せながら落ち着いた面持で「シン・スンフンです。お久しぶりです」という一言から歌手生活20年の思いを語ってくれました。

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Q: 歌手生活20年、沢山の曲がある中ファンと一番歌いたい歌は?
「韓国でも日本でもデビュー曲はやはり大きい存在なので、デビュー曲を歌いたいです。」



Q:コンサートは長丁場ですが、どのように備えているのですか?
「以前から韓国でもゲストなしで3時間半はやってきていますし、バラード歌手なのでそんなに筋肉はいらないんじゃないかと(笑)。一番大事なことは呼吸です。なので50分くらいのランニングなどをして肺活量を増やすようにしています。韓国ではモムチャン流行りですし、私もボディートレーニングをしていたこともありますが好きな服が着られなくなってしまうので止めました(笑)」



Q:ミニアルバム「LOVE O’LCLOCK」の「サランチ」はご自身の経験からの曲ですかshin1-1.jpg
「サランチのサランは愛、チは音痴の痴(チ)と同じで愛に不器用という意味です。私自身も愛や別れの経験がありますが、今振り返ってみると不器用でサランチだったなと思います。みなさんもそういう経験が1回でもあればみなサランチだと思います。」
*会見の合間に「みなさん楽な顔でいきましょう」と記者たちをリラックスさせる余裕に一幕もあり、質疑応答は続きます。 
 


Q:20年の間に印象的な愛の出会いはありましたか?
「ずいぶん前にはあったように思いますが。(そういう人に)早く逢わなければなりませんね。そして早く別れなければ(笑)」と恥ずかしそうに茶化していました。
 


Q:現役で20年というのはすごいことですが、あと何年現役を続けたいですか? shin2-2.jpg
「韓国では20周年ですが、日本ではまだ5周年なので15年後にここで記者会見をしたいですね(笑)。日本で羨ましいと思うのは50代60代の歌手が現役で活動して大きな会場でコンサートを行っていることです。ファンと一緒に人生を歩んでいるというのがとてもいいなぁと。韓国では5年でも長いと言われるほど音楽業界の流れが速いので、20年続けられた秘訣をよく聞かれるのですが、これにはただ頑張るしかない!と言うだけです。そして、もう一つ大事なことは詩を書くにしろ曲を作るにしろ、ただ歌うだけじゃなく自分のできることをやるということです」 
 


Q:OST参加が多いですが、ドラマ「アイリス」のOSTに参加した理由は?
「アイリスに主演のイ・ビョンホンさんとは10年来の友人で撮影前に作ってほしいと依頼がありました。アクションものにバラードをどう入れるか考えましたが、イ・ビョンホンさんとキム・テヒさんのシーンなどで途中で台詞を入れられるように、あえてゆっくりとした曲に作っています。」
 


Qもうすぐ誕生日ですね 予定はありますか ?shin4-4.jpg
「韓国、日本のファンのみなさんと大きな誕生日パーティーをします」
 


Q世間ではガールズブームが起きているが?
「大事なことはこれからどういうブームが来るかなどではなく、以前と比べると同じアイドルブームといっても発展してきているように、バラードも頑張らなければならないということです。他のジャンルと対決するものではなく、それぞれで頑張りたいですね。そして、少女だったファンたちもおばさん世代になり、その子供も曲を聴くようになる。そうやって時代は流れ、思い出になっていけばいい」
*優しい口調で語るシン・スンフンでした。

 

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会見の後にはブルーのペンライトで埋まった総立ちの客席の歓声の中始まりました。今回のコンサートは20周年ということで、音楽人生20年間で発表した数々の曲がジャンルごとに分けて披露されました。時には観客に歌おう、踊ろう、もっとジャンプしようと呼びかけながらアップテンポの曲を一緒に歌うと、皇帝と呼ばれるにふさわしいバラードの数々をしっとりと歌い、緩急のつけ方も絶妙。MCでは歌に感激して涙するファンを前に「感動して泣いているのかと思ったらあくびだったの?」と楽しいトークもありました。


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曲調に合わせて行われた衣装チェンジは4回。耳だけではなく、目も楽しませる演出で、歌に合わせてスクリーンに「みなさんがいてくれるおかげでここまで来れました。幸せにしてくれたみなさん、さびしい時間を耐えられるように励ましたくれたみなさん、友達という名前のもとに温かく迎えてくれたみなさん、みなさんのおかげで僕はここに立っています。そして堂々と言います。みなさん、愛しています ありがとう」というメッセージも流れました。shin-11.jpg



アンコールでは韓国で一大センセーションを巻き起こし、日本でも4月からオンエアされることが決まっているドラマ「アイリス」のテーマソング「LOVE of IRIS」を披露、元気に幸せに終わりにしようというシン・スンフンの言葉通り、軽快でノリのいい曲を最後に3時間半近いコンサートの幕を閉じました。
 

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セットリスト>
OPENING 映像
1 Hey
2 Song For You
  僕を泣かせないで
3 I Believe
4 今日のようにこんな窓の外がいい
  長い別れの後
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5 君を愛しているから
  愛していても別れられるなら
6愛はこんな風に来るようで
  僕より少しだけ高いところに君がいるだけ
  君だけのための愛
7 そうだったらいいのに
  Hey Girl
  縁
8 ロミオ&ジュリエット
  偶然に
  Lovin’g you
  すれ違った誤解
  失敗
INTERMISSION
9 蝶効果
10リクエストコーナー
 LOVELOVELOVE
 OVER THE RAINBOW
11 私なりの愛し方
  あなたとラストダンスを
12 オンマヤ
  初めてのその感じのように
13別れる時に捨ててしまうこと
14空近く
  伝説の中の誰かのように
15 二度別れること
  行ってしまうのか
  こんな私を

16 you raise me up
ENCORE
17 LOVE of IRIS
    飛上
ENDING/ End Roll
 

       

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