韓国ドラマ『天国の階段』や『天国の樹』のサウンドトラックでお馴染みの歌手JULYが7月10日、原宿アストロホールで日本デビューシングル『胸いっぱいの悲しみを』発売記念ライブを開催しました。

まずは、『会いたい~ボゴシプタ』と、デビュー曲『胸いっぱいの悲しみを』の公開リハーサルの後、スペシャルゲストの梅沢富美男を招いて行われた囲み取材の様子をお届けします。

Q日本デビューのいきさつと感想をお願いします。 
「韓国でドラマのサウンドトラックに参加していて、今の事務所の社長がいい声なので日本で活動しようと呼んでくれました。韓国でのデビューは19歳の時、『天国の階段』のサウンドトラックでした。日本でデビューするにあたり、日本語など難しいところもたくさんありますが、楽しんでいます。自国での音楽活動とは違い、知らない国で自分を知らない人達に自分の音楽をお届けするのは感慨深いです」
Q日本でデビューしている韓国の方たちと話をしましたか? 
「はい。僕が曲を作った神話のドンワンと一緒によく話します。Joho-Hoonさんとか同じ事務所のユン・サンヒョンさんとも話します。いい話をたくさん聞きました。辛くても努力をすれば成果が上がる、それが日本だから信じて頑張れ、とアドバイスをもらいました」
Q日本語がとても上手ですが? 
「高校生の時にちょっと勉強したのですが、今は日本語学校に行って勉強しています。初めは簡単でしたが、今は漢字とか色々な文法が出てきて難しくなりました(笑)」

Qデビューシングルも日本語で歌っていますね。 
「はい。松井五郎さんの歌詞がとても気に入っていて、『日本語』というのはこんなに美しい文章を表現ができる言語なんだと改めて感じました」
QJJULYの名前の由来は ? 
「僕が7月生まれだから。社長に誕生日を聞かれた時、『7月です』と答えると『7月、JULY?いいじゃん!」と。みんなが「いいですね」と言ってくれてJULYに決まりました(笑)。そして、ラッキーセブンで7月7日、七夕の日にデビューすることになりました」
Qこのあとライブですが緊張していますか? 
「はい。ファンのみなさん前でデビュー曲を初めて披露します。とても緊張していますが自信はあるので楽しみです」

QJULYとはどのような縁で知り合いましたか? 
梅沢「僕は笑福亭鶴瓶と仲が良いいんですが、“すごい歌手がいるのよ”と以前から話を聞いたんです。僕が新曲を出す準備をしていた時、JULYからぜひ曲を作らせてほしいという話があってね。縁ですね。その時は歌を聴いたことがなかったんだけど、初めて聴いてびっくりした! 18年前韓国でチョー・ヨンピルの歌を聴いてすごいと思った時以来の衝撃でしたね。鶴瓶が講演会長なら、僕が副会長です」  
Qべた褒めされていますね。 
JULY「はずかしいです。まだまだだから期待にそえるようにもっとがんばります」
Q梅沢さんがこんなに褒めるのは珍しいですね 
梅沢「うん。あんまり褒めるのすきじゃないからね(笑)。人を褒めてる場合じゃないから(笑)。すれ違いが多いので、今度韓国で食事しましょう。日本の歌謡界も低迷しているので、彼にいい歌でがんばってほしいです」 
 

Q梅沢さんの『夢芝居』を知っていますか? 
JULY「はい。今日歌います。大好きです」
Qファンへメッセージを。 
「2年間インディーズで活動し、メジャーデビューすることになり、これからが出発だと思います。頑張りますので応援してください!」

ライブでは、圧倒的な歌唱力で会場を魅了し、MCをすべて流暢な日本語でこなしました。「かわいい」の声援に、「悲しい曲なのにかわいいの?なら、かわいいJULYをめざします」とおちゃめな姿や、梅沢富美男の『夢芝居』を披露するなど、会場を楽しませました。途中、梅沢富美男から花束の贈呈があり、最後は感極まって涙するJULYの姿も。ライブの後の握手会では、一人一人に丁寧に握手する姿が好印象でした。JULYの今後の日本での活躍に期待したいものです。




< セットリスト>
セットリスト> 
会いたい~ボゴシプタ(ドラマ『天国の階段』主題歌/デビューシングル『胸いっぱいの哀しみを』C/W曲) 
それだけは・・・(ドラマ『天国の階段』より) 
天国の記憶(ドラマ『天国の階段』より) 
断念(ドラマ『天国の木』より) 
デビュー曲『胸いっぱいの悲しみを』(*デビューシングル) 
夢芝居(カバー曲) 
コウル(John-Hoon 提供曲) 
一日中(*オリジナル) 
僕の中の星のように(ドラマ『恋の花火』より) 
アンコール 
時が過ぎても(*オリジナル) 
For You(*オリジナル)
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