ソン・スンホン 松島菜々子主演!映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』制作報告会見

1990年、日本で劇場公開された『ゴースト ニューヨークの幻』。サスペンスとラブファンタジーがミックスされた質の高い作品が話題となり、当時大ヒットを記録。主演のパトリック・スウェイジとデミ・ムーアの演技に日本中が涙しました。 そして、2010年。舞台を日本に移し、新たなアジア版『ゴースト』がアジアを代表する最強のキャスト、スタッフによりここに誕生。11月13日(土)全国ロードショー公開を前に、まだまだ暑い8月3日 グランド ハイアット東京にて記者会見が行われました。

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公の場での2ショットははじめてという主演の松嶋菜々子とソン・スンホン、そして 大谷太郎監督、一瀬隆重プロデューサー、岡崎市朗代表が登壇。
松嶋菜々子は「オリジナルに負けないアジア版『ゴースト』を作り上げる為に力を注いだ作品です」
ソン・スンホンは「この話が来た時は夢か現実かわからないほど嬉しかった。その反面日本のスタッフ、共演者たちの中で演技が出来るか不安だったがとても良い関係を作ることが出来、素晴らしい感動を届けられる作品になりました」。という力強い挨拶から会見は始まりました。

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Q:この映画で一番心掛けたことは?
大谷監督:言葉を超えて愛情、それゆえの悲しさ、思いの深さを表現出来るのではないかと、二人が見つめあう姿を大事にしようと思いました。

Q:初共演の印象、出来事は?

松嶋:言葉の通じない中で気持ちを作れる場を持てる現場を心掛けた撮影でした。第一印象は紳士で優しくて品があって女性に優しくて、役柄(芸術家)のように繊細さも身体から出ているようで、最初から役に入って行き易かったです。

ソン:出演の決め手は松嶋菜々子さんの存在だったくらい共演するこ とはやりがいがあり大きな財産になると思いました。最初日本語が出来ないことが心配だったが撮影を進めていくうちに言葉は重要ではないことがわかった。この体験は不思議で驚きだったし、今後の自信にも繋がりました。第一印象は本当に美しい人だということでした。実際にとても美しい方なので美しいという演技は必要ありませんでした。シリアスなシーン(キスシーン)では礼儀と思い食事をせず撮影に臨んだら、お腹が鳴ってしまい申し訳なかったです。でも無事終えられてよかったです。周りを気遣い弱音を吐かず一生懸命な姿はプロだと、自分も見習わなければと思いました。

 
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Q:霊媒師役の樹木希林との共演は?
松嶋、ソン共に:現場ではなごむ人だが、役柄への突き詰め方が非常にしっかりしている方で大変勉強になりました。

Q:役作りは特別に何かありましたか?
松嶋:(
話したかったエピソードはまだ話してはいけないとスタッフから声がかかり、特にないと話すと会場は笑い)大変な仕事に追われる女性が仕事を離れた一人の女性としてどう愛を表現するかに重点を置きました。
ソン:前の仕事が延びた関係上、ゴーストの準備が思うように出来なかったことが残念でした。はじめはぎこちなかったがスタッフ、キャストの皆さまに優しくして頂き、やっと気持ちを込められるようになってきた頃には撮影が終わって しまいました(笑)。陶芸はやはり簡単に出来るものではなかった、とても難しいです。
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Q:日本語の台詞のどういうところが大変でしたか?
ソン:すべて大変でした。しかし、韓国語で話すとしても、どう感情を込めるかというのは同じように難しいです。 また、何故もっと早く日本語をやらなかったのかと悔やまれます。韓国の高校では第二外国語で日本語の選択肢もあったのに、当時の流行り、風潮で格好良くみえるドイツ語を専攻してしまった。韓国へ帰ったら日本語の勉強一生懸命したいです。
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Q:撮影期間の一ヶ月間の中でのエピソードは?
松嶋
:どうにかしてコミュニケーションを取ろうと、一日一言韓国語を使おうとスタッフたちに聞きながら話しました。そのことに対してソン・スンホンさんは本当は苦笑いだったのかもしれませんが優しく笑ってくれました。
ソン:私は学生の頃から屋外の撮影など必ず雨が降ってしまいます。
松嶋菜々子さんは真逆で晴れるそうなので、二人の場合はどうかよく予想して楽しみました。


監督から晴れが多く松嶋の方が強かったと話があると会場は笑いで溢れました。


■2010年11月13日、全国ロードショー
■映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』公式サイト
http://ghost-movie.jp/





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