10月24日、東京ミッドタウンホールAにて、韓国ドラマ「ロードナンバーワン」のWOWOW放送を記念し、主演のソ・ジソブ、キム・ハヌル、ユン・ゲサンら豪華な出演陣が来日、「WOW FES! 2010」イベントで舞台挨拶とプレミア試写会が開催されました。この試写会への応募者数は、なんと「WOW FES!」始まって以来最多の9000件。このドラマへの期待と出演者の人気がうかがえました。
(左からイ・ジャンス監督、ソ・ジソブ、キム・ハヌル、ユン・ゲサン）
舞台挨拶は「天国の階段」、「美しき日々」のイ・ジャンス監督の挨拶からスタート。
イ・ジャンス監督「今日はお越しいただいてありがとうございます。この熱気をドラマを観ることでも発揮してください」
ソ・ジソブ「イ・ジャンウを演じました。このすばらしい作品を通して皆さまの前に立てて、とてもうれしく、わくわくしています」
キム・ハヌル「この作品でまた皆様にお目にかかれたことを本当にうれしく思います」
ユン・ゲサン「僕もこの作品を通じて、皆さまにお目にかかれた事を光栄に思います」 
Ｑ.この作品を制作するにあたり、監督が最も重要視したことは？
イ監督 「人に対する信頼と希望です。それを朝鮮戦争を背景に、愛情・友情が育まれる様子を描いて伝えました。みなさんご期待ください」
Ｑ.このドラマに出演して感じたことを教えてください。
ソ・ジソブ 「実際に自分でも放送しているのを観ました。胸がいっぱいになり、とても感動しました。みんなで苦労して作り上げた作品だからでしょう。僕が演じたイ・ジャンウは自分にちょっと似ているなあと思います。愛する人を見つめ続け、ずっと待っているところとか」
（すかさず司会が「誰かを待っているんですか？」と突っ込むと「はい。待ってます」とだけ答えるジソブに会場は興味津々な様子でした） 
Ｑ.厳しい撮影だったこのドラマ、一番過酷だったのは？
キム・ハヌル 「今思うとすべてが大変でしたが、スヨンの内面を演じるのが一番大変でした」
Ｑ.キスシーンが、多かったですね？
キム・ハヌル 「はい」
イ監督 「キスシーンが多くて大変と言ってますが、本当は喜んでいるのでは？」
（おちゃめな監督の発言に一同爆笑となりました）
ソ・ジソブ 「（微笑みながら）うれしくもあり、大変でもありましたよ」
キム・ハヌル 「女性なら誰もが夢見るドラマチックなキスシーンになったと思います」
Ｑ.人気男優おふたりの素顔は？
キム・ハヌル 「ジソブさんとは初共演ですが、頼もしく、情熱的な演技をされます。周りにもとても気を配ってくださるので、私は演技に集中できました。ゲサンさんは何度か共演したことがあるのでリラックスできたし、やっぱり気遣ってくれました」
Ｑ.ユン・ゲサンさんはいつもと違うイメージの役だったのでは？
ユン・ゲサン 「いつもはソフトな役が多いですが、このドラマは男らしくカリスマ性の強いキャラクターなので、演技できるだろうか不安でした。しかし我ながら良くできたと思います」
Ｑ.撮影の順序もいろいろで、しかも激しい戦闘シーンでケガが絶えなかったそうですね？
イ監督 監督 「クランクインは冬でした。その後、春、夏、秋と撮影が続き、ドラマの終盤から先に撮影していきました。それぞれの役に入り込んだ後に、１・２話の撮影をしたので完成度の高い演技が撮れたと思います」
ソ・ジソブ 「爆破シーンの撮影で破片が目に入ってしまい、病院通いをしながら撮影しました」
キム・ハヌル 「アザだらけでしたね」
ユン・ゲサン 「実物のダイナマイトを使って撮影したので、破片が手に刺さって傷だらけでした。しかしオンエアを観ると、手に残る傷も光栄だと思えました」 
Ｑ.３人の俳優のキャスティングした決め手は？
イ監督 「作品の良さと僕の魅力で出演者を決めました。（会場から笑いを誘う） 。最初に選んだのはソ・ジソブさんで、彼が出演を承諾してくれなかったら、このドラマは撮影しないと心に決めて交渉しました。キム・ハヌルさんは一年がかりで交渉しました。また、テホ役はユン・ゲサンさんしかありえないと思い、交渉しました」
この後、会場では第1話「狂い始めた歯車」がとプレミア上映され、会場のファンは一足先に楽しみました。 ソ・ジソブ自身が挿入歌「The Sound Of Memory」を歌っている「ロードナンバーワン」は11月5日よりWOWOWにて毎週夜7時より2話ずつ放送されます。お見逃しなく！
◆ WOWOW 『ロードナンバーワン』公式ページ
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