ZE:A「PHOENIX」発売記念記者会見&購入者特典イベント

8月24日に日本2ndアルバム「PHOENIX」をリリース、男らしく成長して日本に戻ってきたZE:Aの9人が8月27日、パシフィコ横浜大ホールでアルバム発売記念記者会見と購入者特典イベントを開催した。ホールのロビーで行われた会見には、抽選で選ばれたファン400名も参加、大歓声で迎えられたZE:Aが一言ずつ質問に答えた。

最初に挨拶したリーダーのジュンヨン。6月末の撮影で負傷、この日は車椅子で登場し、痛々しい姿を見せた。

ジュンヨン「思いがけずケガをしてしまいましたが、なんとか日本に来て、みなさんに会うことができました。たくさんの応援、ありがとうございます。1日も早く回復し、元気にステージに立てるようがんばります」

1年もの準備期間を経て、8月24日にフルアルバム「PHOENIX」をリリースしたZE:A。オリコンデイリーアルバムチャートで2位をゲットするなど、好調なスタートを切り、ケビンからファンに感謝の言葉が述べられた。

ケビン「長いブランクがあったけど、僕たちを応援してくれるZE:Asのみんながいてくれたおかげで、メンバーが力を合わせてアルバムを作り、ファンのみなさんの前に戻ってくることができました。本当にありがとうございました！」

ヒョンシクはアルバムタイトル曲『PHOENIX』の魅力についてコメントした。

ヒョンシク「メンバーのイチオシで、アルバムタイトル曲になりました。今までの曲とは違って、刀を振るような振り付けが見せどころです」

『PHOENIX』のPV撮影は24時間以上、不眠不休で行われた。ミンウが振り付けのポイントを教えてくれた。

ミンウ「今まではかわいい男の子というイメージの振り付けが多かったけど、今回のアルバムでは男らしさがコンセプト。大人の男らしさを演出するためにすごく気を遣いました」

洗練されたRAPを披露したテホンは、オススメの1曲にこの曲を挙げた。

テホン「僕のオススメは『Wait Yo!!』。僕たちZE:AがファンのZE:Asのみなさんに対する気持ちを歌った曲なんです」

ここでヒチョルから「アルバムの曲を全部聴いてくれた人、手を挙げてください！」とファンに質問。ほとんど全員の手が挙がると「ありがとう。心からお礼を言います」とにっこり。

ヒチョル「僕はどの曲が一番なんて選べません。聴いていただいた人はわかってもらえると思いますが、どれもいい曲ばかりで、最初から最後まで気持ち良く聴け、もう終わっちゃったの？と感じるような仕上がりです。すばらしい楽曲に出会えたこと、このアルバムを引っ提げてみなさんの前に戻って来られたことが、とても嬉しいです」

ドラマ『太陽を抱いた月』に出演、俳優としても大ブレイクしたシワンは、今後の活動についてコメントした。

シワン「今目の前にある歌手としての活動、そしてオファーをいただいているドラマ、両方に力を入れて、いつでもがんばるシワンの姿を見せ続けたいと思います」

グァンヒは韓国版『花ざかりの君たちへ～イケメンパラダイス～』に出演中、共演者であるf(x)のソルリは「理想の彼氏」とコメント、話題を呼んだ。

グァンヒ「ソルリさんは、いつも僕に良くしてくれるので、そんなふうに言ってくれたんじゃないかな（笑）。ドラマが日本で放映されたら観てくださいね。最後に、いつも応援してくださるファンのみなさんに、ここで改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとう！」

10月には東京、大阪、名古屋でのライブツアーが決定した。ドンジュンが意気込みを語ってくれた。

ドンジュン「ツアーが決まって嬉しいです。新しいアルバムも含め、ZE:Aが出したすべての曲から、いろんな曲を選んで披露したい。特に『Wait Yo!!』は、僕にとってお兄さん2人と力を合わせてRAPを作った思い入れの強い曲なので、これを披露するのが楽しみです。期待していてください」

会場には、メンバーそれぞれの写真と応援コメントが添えられた花輪ならぬ米輪9基がずらり。米の総量は180キロだそうだ。

ジュンヨン「このお米は東日本大震災の被災地など、必要な場所に届けられることになっています。ファンのみなさんの善意で、こうした活動が実現し、僕たちもとても嬉しいです。みなさんのおかげで、日本でのプロモーションも無事、成功のうちに終了できそうです。本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」

この後始まった購入者特典イベントでは、アンコールを含めて全6曲を披露した。負傷中のジュンヨンもトークと「Daily Daily」に参加。10月のツアーでの再会を約束し、ライブが幕を閉じた。