ヴィック・チョウ&ELLA「新天生一對」サイン会&台北プレミア

ヴィック・チョウ、ELLA、シャオシャオビン、猪哥亮(ジュー・グーリャン)、ビビアン・スーが出演、朱延平(チュー・イェンピン)監督がメガホンをとった話題の映画「新天生一對」の公開を翌日に控えた1月19日、台北信義区の広場と劇場で7時間に及ぶマラソンプロモーションイベントが開催され、出演者と監督が顔を揃えました。

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イベントはまず、ヴィックたちによるサイン会でスタート。長丁場ということで、会場には台湾名物の夜市の出店が並び、台湾はもとより、日本、韓国、香港などのファンが参加、早朝5時から列を作る盛況ぶりでした。
 
サイン会で最も注目を集めたのが、ヴィックとELLAが映画のタイトルと公開日を記した熱気球に乗ったシーン。気球は10メートルの高さまで上がり、上空で「天隆龍子」の垂れ幕が。これには、辰年に生まれた子供は強運で縁起がいいとされていることから、辰年の今年に子を授かりますように、という文字通りの意味のほか、辰年に子供を授かるような幸運に恵まれますように、という意味があり、さらには、辰年に公開される「新天生一對」の、ヴィックが演じた主人公の前に突然前妻が現れ、7歳の子供の父親にるというストーリーにもリンクしているとのことでした。
 
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気球に乗ったヴィックとELLAは子供の頃の夢がかなったと大喜びだったそうですが、子役のシャオシャオビンは年齢制限で乗れなかったとのこと。ふたりが空に舞い上がるのを羨ましそうに眺めていました。万一の場合に備え、ヴィックとELLAには保険もかけられていたそうです。
 
夜には劇場に場所を移してプレミア試写会が開催され、ヴィックたちもフォーマルなスタイルに着替えてレッドカーペットを歩きました。そして、親子の情を描いた映画にちなみ、数十組の親子も招待されたとのこと。事故ですべてを失い、妻にも逃げられ、酒と博打におぼれていた阿B(ヴィック)が、隣人の馬妞(ELLA)に支えられ、突然現れた息子(シャオシャオビン)と過ごすうちに温かい気持ちを取り戻し、人生をやり直す希望を見出すというハートフルなストーリーは旧正月に親子で観る映画にピッタリ。公開後の客入りも順調なようです。
 
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2億5000万台湾ドル(約7億5000万円)を投じて制作された映画「新天生一對」は1月20日より台湾で公開、中国、香港、シンガポール、マレーシアでの上映も決定しています。日本でも観られる日が来ることを期待しましょう。

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