台湾の人気俳優ヴィック・チョウが1年ぶりに来日し、主演映画『一万年愛してる』のDVD発売および劇場公開記念スペシャルファンミーティングを1月3日、渋谷公会堂で開催しました。お正月ムードたっぷりの中で行われた昼公演の模様をお届します。(写真提供：ＡＺＩＯ）
会場に映画『一万年愛してる』のエンディング曲『我在想你的時候睡著了』のイントロが流れると、「みんな～！」と元気な声と共にヴィックがステージに登場しました。ファンの拍手と大歓声に迎えられると、そのまま歌声を披露。久しぶりに会う日本のファンに挨拶するようにステージを移動しながら会場の隅から隅まで見渡し、愛くるしい笑顔と甘い歌声で早くもファンを酔わせました。
「こんにちは！」と日本語で挨拶し、「嬉しくて興奮しています。日本のみなさんと新年を過ごすことができて本当に嬉しいです」と久々に日本のファンに会った喜びを語りました。共演者の加藤侑紀が成人式のときに着たという自前の振り袖姿で登場すると、「本当に素敵で綺麗ですね。小さくてかわいいというイメージの日本人女性とは違って、侑紀さんは長身でスタイル抜群。そんな彼女が着物を着るとカッコいいですね」と絶賛。
ファンが参加した二択クイズ「一万年愛してる検定」では作品にちなんだ問題が出題され、マニアックな問題では一緒に参加したヴィックも頭を悩ませる場面も。正解が発表されるたびに客席からは一喜一憂の声が聞こえてきました。全17問すべて正解した12名にはヴィックと加藤侑紀からサイン入りポスターが手渡しでプレゼントされました。
お正月らしく「福笑い」ゲームの対決もありました。抽選で選ばれたファンがヴィックチームと加藤チームに分かれて対決。抜群のチームワークを発揮して出来上がった両チームの顔を見てみると、なんと通訳の周さんの顔！ どちらがより周さんに似ているか客席のファンに判定してもらい、加藤チームの勝利となりました。勝利チームのメンバーにはヴィックと加藤侑紀、周さん福笑いとの4ショット撮影がプレゼントされました。
イベント終盤にはヴィックと加藤侑紀がオフィシャルファンクラブ「V.I.C」に寄せられた質問に直接答えてくれました。
Q.ヴィックとの撮影で印象に残っていることはありますか？
加藤「すごくすごく本当にすごくアドリブが多かったんです。現場でヴィックさんと話しあって決めたものもありますが、勝手に変えられたこともありました（笑）。でも、ヴィックさんはアドリブの多さにしどろもどろになっている私をフォローしてくれましたし、そんなところにヴィックさんの遊びゴコロとプロ精神を発見しました」
ヴィック「僕はいい人だからね（笑）。アドリブが好きというよりも決められた通りにするのが好きじゃないんです」
Q.映画のような90日間の割りきった恋愛をどう思いますか？
加藤「経験はありませんが、劇中でみかんが言っているように死を意識して人生を歩むような、終わりを見据えながら濃い恋愛ができるのも恋愛の手段の一つかなとは思います」
ヴィック「僕も恋愛の手段の一つという意見には同感です。でも、僕の場合は期限を決めて恋愛しようなんて言えません。そんな恋愛も楽しいかも知れないけど、現実には相手に条件を突き付けるのはおかしいなと思います。結婚するときに離婚したときの財産分与を決めておくのと一緒じゃないかな（笑）」
Q.ヴィックさんのように背が高くてカッコいい男性になるにはどうしたらいいですか？
ヴィック「まずは自分を愛するようになって欲しいです。自分を愛するようになれば自信を持つことが出来るようになって見かけもカッコよくなると思います。ただし、外見のカッコよさだけではダメ。内面のカッコよさも大切だと思います」
ヴィックは最後に「日本でDVDが発売されてみなさんが間違いなく応援してくれると確信しています。新しい一年が健康で素晴らしい一年でありますように」と挨拶。客席をバックに記念撮影をした後、加藤侑紀と一緒に主題歌『愛你一萬年』を歌い、途中ステージを降りて客席に足を運び、最後までファンを楽しませると爽やかな笑顔でステージを後にしました。
＊写真は夜の部のものです。 (写真提供：ＡＺＩＯ）
◆「一万年愛してる」公式サイトhttp://www.azio.jp/loveyou10000years/
◆オーディトリウム渋谷http://a-shibuya.jp/
◆ヴィック・チョウ日本公式ファンクラブ「V.I.C」http://www.aziosc.com/vic/
◆加藤侑紀オフィシャルホームページ http://katoyouki.com
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