『イ・ミンギ 2009 LIVE&TALK 【I'M YOUR SUPER-HERO!!!】』

『★ NEWS OF THE IMAGINATION ★ イ・ミンギNEWS~妄想の世界~』DVDの発売を記念し、9月25日(金)東京ゆうぽうとホールにて開催された『イ・ミンギ 2009 LIVE&TALK 【I'M YOUR SUPER-HERO!!!】』の模様をお届けします。
 

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オープニング映像が流れた後、舞台袖から飾らない感じですたすたと歩いて登場したミンギ。会場がたちまち大歓声に包まれる中、話し出そうとしたミンギですが、ファンの熱い声援にやや気後れした様子で言葉にならない声を発し、笑い出してしまいました。それでも気を取り直し、手に書いたカンペを読みながら日本語で挨拶。「僕はいま…人気爆発なミンギです!今日はよろしくお願いします」。もちろん大うけです。 


Q. 一昨日の大阪でのファンミーティングではちょっと緊張されてたと聞きましたが?
「……ふふぁへ(笑)……、そんなことありません。1年ぶりだったので、もしかしたらちょっと緊張していたかも知れません。でも、皆さん理解してくださってますよね?」


Q. 今日は緊張してないですよね?
「……ええ。(日本語で)全然。」


Q. 大阪ではどこか個人的に遊びに行きましたか?
「イベントが終わってすぐに東京に来たので、時間はなかったのですが、お風呂に行きました」


Q. いわゆる健康ランドみたいなところですか?
「そういうところだと思いますが、連休中だったのですごくたくさん人が来ていました」


Q. 日本人男性の裸とか、日本のお風呂の雰囲気はどうでしたか?
「韓国と違う点は皆さんタオルを持ち歩いていることです。正確には裸は全部見られなかったんです。みなさん隠されていたので、それがとても新鮮でした!」


簡単な質問に独特の間で答える間にもファンに手を振っていたミンギですが、手を振ることに夢中で質問を聞いていなかったり、マイクを使わずに話し出したりしてしまうことが。そんなミンギの一挙手一投足に会場は笑い声が絶えません。しかし、ミンギのイベント司会が3度目となるイ・ユミさんは実によく心得ていらして、話の噛み合わなさや独特の「間」を楽しんでおられ、ミンギの自由な振る舞いにも「いいんですよ~。好きにしてください」と、ファンの声を代弁する名司会ぶりでした。
 

Q. 韓国で観客動員数1100万人を突破した映画『海雲台(ヘウンデ)』について簡単に紹介してください。
「海雲台という町に津波が襲ってくる話なのですが、ヒューマンなストーリー展開になっています。韓国ではヒットして多くの人に観ていただいたのですが、日本ではまだ公開が決まっていません。最近はドラマよりも映画での活動が多いため、日本でファンの皆さんとお目にかかる機会が少なくなってしまったので、『海雲台(ヘウンデ)』が公開されて多くの方に観ていただけるといいなと思っています」


Q. 海上救助隊員の役で、実際に訓練を受けたそうですが?
「当然、役作りのために訓練は受けましたけど、何がお聞きになりたいんですか?」(と逆質問するミンギ)


Q. あの……、その訓練は大変だったのかな?とか質問の趣旨を酌んでいただきたかった感じです(笑)
「(ああ、そういうことねという感じで)もちろん大変でしたが、とても楽しい作業でした。救助隊員の訓練を受ける機会なんて、ふつうありませんよね? とてもいい経験になりましたし、大変だったことって過ぎてみるととてもいい思い出になったり、楽しい時間になったりするもんじゃないですか」

Q. 海雲台と同じ慶尚南道出身(釜山)とあって、方言の部分ではすごく楽だったのでは?
「20年間使い慣れた言葉なので楽でしたが、もっと細やかに表現したい、という思いもありました」


Q. いまは標準語と方言とどちらが楽ですか?
「……(しばし考え込み)両方とも楽じゃないです」(会場大爆笑!)


Q. キスシーンはお得意な方ですか?
「……キスシーン(しばし間があって)。映画をご覧になっていただければわかると思いますが、『海雲台』の中にある下唇を噛まれるシーンが、どうしてキスシーンと呼ばれるのか不思議で仕方ないんですけど……。キスが得意かどうかについては、ま、今後を見て判断していただければと(笑)」
 
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Q. 映画『10億』は人間の究極的な部分を見せる作品だと思いますが、簡単にこの作品の説明をお願いします。
「10億の賞金を目当てに8人の参加者がオーストラリアでサバイバルゲームをすることになったんですが、いざオーストラリアに行ってみたら、ゲームではなく、命がけの生存競争になってしまったという物語です」


一定方向にばかり手を振るミンギに対し、イ・ユミさんが反対側に手を振るように促します。言われたとおり会場全体に万遍なく手を振ったミンギは何か言いたそうな様子。「言いたいことがあればどうぞ」とイ・ユミさんに言われるとミンギがぼそり。「手を振ると皆さんが振り返してくれるから、僕もまた手を振る。これをいつまで続けていればいいのかな?」と、どこまでも自然児の発言に会場は大爆笑。さすがのイ・ユミさんも進行を忘れてしまうほどでした。


Q. いま韓国で『海雲台(ヘウンデ)』と『10億』が同時に公開されていますが、スケジュールが大変だったのでは? もしかして同時進行で撮影していたんですか?
「いや。『海雲台(ヘウンデ)』がクランクアップした1ヵ月後に『10億』がクランクインしました。公開が同じ時期に重なったので、ポストプロダクションの作業は重なる時期もあり、大変でしたが、2作品ともとてもいい作品に仕上がったので、とても満足していています」
 

通訳さんが話している間、2階席が気になって仕方がない様子のミンギ。理由を聞いてみると、ちょっと寂しそうに「2階の左の方々はジッと見ていても手を振ってくれない」。2階席のファンもあわてて手を振ります。それを見たミンギは「ありがとう」と、とても嬉しそうでした。意外と会場の反応をきっちり確かめる人なんだなあと思いました。


Q. アルバム『No Kidding』が完成したときの気持ちは?

「以前からずっとやりたかったことが実現し、その第一歩を踏み出せたことがすごく嬉しかったし、アルバム制作でいろいろ助けてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。自分が本当に好きでやっている音楽なので、多くの人たちに聴いてほしいし、自分がハマっていることに皆さんも一緒にハマってもらえたら最高ですね」


Q. 今後、ミュージシャンとして、どんな活動をしていきたい?

「音楽に関しては、あせって何かしたいということはない。本当にいい音楽、恥ずかしくない音楽を作っていきたいと思っています。音楽を聴くといろんな感情が生まれてきますよね? たとえば、楽しくなったり嬉しくなったり、憂鬱になったり。あるいは、体を動かしたくなったり、よく眠れたり、仕事に集中できたり。音楽って様々な感情の変化をもたらしてくれると思うんです。僕は、そんな力を持つ音楽が好きでやっているので、聴いてくれる人たちにとっても意味のある音楽を作っていかれるといいなと思っています」


Q. 今後の活動について、夢に描いていることを教えてください。
「えっと……、作品はまだ決まっていないんですが、おそらく映画を撮ることになりそうです。あと、夢とはちょっと違うかもしれないけど、健康な人になりたい!!」


ここで、ミュージシャン=イ・ミンギが登場。アルバム『No Kidding』から『Dreaming』をピアノの弾き語りで披露、歌い終わった後は緊張感から解放されたのか少し照れ笑いも見せました。


続いて昨年のイベント同様、バンドのリーダーのキム・ミンテさんが登場してギターでサポート。RADIO HEADやチャゲ&飛鳥の曲を演奏、ダブルアンコールにも応え、音楽でもミンギワールドでたっぷり楽しませてくれました。
 
 

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今回発売されたDVD『★NEWS OF THE IMAGINATION★ イ・ミンギNEWS~妄想の世界~』の爆笑シーンの一部が上映された後、ミンギを良く知る友人で、今回のDVDにも出演したファンにはすっかりおなじみのイ・チャンフンさん、テ・ジェヒョンさん、ハン・シンウンさん、キミ・ミンテさんがミンギと共に登場、再びトークショーとなりました。


Q. どんなDVDなのか、簡単に説明してください
「うーん。友達と一緒に気楽に撮った作品で、とてもわかりやすい内容なので、誰にでも楽しんでいただけると思います。一風変わった世界感も描かれていますが、基本的には明るくて前向きな作品です」


Q. 皆さんそれぞれに好きなシーンや撮影中のエピソードをお話ください。

チャンフン「スポーツ大会のシーンも印象深いですけど、個人的にはミンギ君にずっと殴られたりビンタされたりしていたシーンが忘れられません。きっと痛快な味わいが出たんじゃないかと思います(笑)」


シンウン「背後に恐竜がいる設定で、その恐怖を表現しなくてはならないシーンがあったんですが、撮影のときは何もないところで演じているので、とても恥ずかしかったです」


ミンテ「僕は昔風のダンスを踊るシーンが緊張しました」
 

客席から「踊って!」の声が上がり、ミンテさんが「ギターは弾けるけど、踊りは全然ダメなんです」と尻込みする中、ミンギとチャンフンさん、シンウンさんの3人が即興で見事に揃った踊りを披露してくれました。


Q. 何歳くらいまでヌナ(お姉さん)と呼んでくれますか?
「いまパッと思いつくのは40歳くらいまで。(客席の微妙な反応にあわてて訂正し)47歳かも?」
 

Q. ミンギさんのハートに火を付けるのは何ですか? 昨日の会見で記者から質問が出て、後で答えると言ったまま終了してしまったので、今答えてください。
「逃げられない質問だったんですね……。うーーーーん。わかりました。ちょっと待ってください」(この後、ひとまず次の質問にいき、ようやく答えてくれました!)「僕の場合はそのとき、そのとき、自分に与えられたものや状況に夢中になる。たとえば作品などに情熱を傾けるタイプです。今は、休むこと、旅をすること、あるいは食べたり寝たりすること、そういうことに心惹かれている気がします」


Q. お友達とDVDを撮影してみてどうだった?
「今回のDVDで友人を紹介できて、すごく嬉しく思っています。友達はイコール僕でもあり、いま僕が置かれている環境のすべて。本当に家族のように毎日一緒にご飯を食べたりしている仲間たちなんです。今はなんとなく居心地が悪そうにしている友人たちですが、一歩ステージを下りると全く別人なんですよ。またこのようにみんなで盛り上が機会があったらいいなあと思います」


続いてファンとってはお待ちかねの写真撮影会、そして、恒例のファンからのミンギへメッセージカードのプレゼントがありました。過去2回のイベントで贈られたメッセージカードも大事に保管しているそうで、ミンギいわく「集めてます!」とのことでした。


Q. 今日来てくれたファン、来られなかった日本のファンすべてにメッセージを
「今日は本当に素敵なイベントを皆さんと共にできて、僕はとても楽しかったんですが、皆さんも楽しんでいただけましたか? だとしたら、僕も嬉しいです。ありがとう。もうすぐ冬です。くれぐれも健康には気をつけてください。僕はとにかく何事もあきらめず自分の思いを遂げる、自分の気持ちをずっと最後まで貫いていくとことが大事だと思うんです。自分は職業が俳優なので、しょっちゅうというわけにはいかないけど、直接こうして皆さんとお会いして、すばらしいエネルギーをいただくことができる。反対に僕も皆さんの生活の元気の素になれるような存在になれたら幸せです。韓国に戻ってからも一生懸命がんばっていきます。次にお会いするときまで皆さんお元気でお幸せに。そして楽しい時間を過ごしてくださいね。またお会いしましょう」


客席からアンコールの声が上がり、ミンギが走って再登場、ステージの隅々から客席に手を振ってアンコールに応えてくれました。しかし、実はミンギも未練たっぷりだった様子。ステージからはけてエンディングVTRが流れた後、舞台袖から顔を出し、日本語で「皆さん本当に帰って~。もうこれ以上ないと思って~。バイバイ!」と、かわいくダブルアンコールに応えてくれたのでした。笑いの絶えないミンギワールドを文字でお伝えするのはとても困難なのですが、次回は皆さんもぜひイベントに参加して体感してみてください。きっと病みつきになると思いますよ。 
 

◆主催:㈱フラウ・インターナショナルhttp://www.frau-inter.co.jp/

◆イ・ミンギオフィシャルファンクラブ  http://lee-minki.com/  

 
 
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『★NEWS OF THE IMAGINATION★ イ・ミンギNEWS~妄想の世界~』
ドラマ『がんばれ!クムスン』『めっちゃ大好き!』などで主演を務めた俳優イ・ミンギはそのちょっと天然な愛されキャラで日本でも多くの人気を集めています。そんな天然イ・ミンギの頭の中を描いた妄想DVDが発売されました。これまでにない常識を超えた驚愕のストーリーで悶絶必至! 2009年9月17日リリースされたDVDでイ・ミンギの魅力をご堪能ください。

 

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