VANNESS、タン・ユージャ、ルー・グワンチョンらが参加! ASIA MUSIC CONNECTION 2012

アジアの各国で音楽をコネクトし、アジア全体をひとつの音楽マーケットとして成立させることを目指す趣旨で企画されたAMC(ASIA MUSIC CONNECTION)。記念すべき第1回目となるASIA MUSIC CONNECTION 2012では、「アジア トライアングル」がテーマ。台湾・東京・香港の3都市から、今もっとも熱いアーティストたちがコネクトされました。香港に続いて3月11日、東京ドームシティホールで行われた東京公演には、台湾からVANNESS、ルー・グワンチョン、タン・ユージャ、香港からG.E.M、日本からはナオト・インティライミが参加、アジアンハナでは、台湾の3人にスポットを当て、レポートをお届けします(この3人には公演終了後、合同インタビューを敢行しましたので、その模様は別途お伝えします!)。

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この日は東日本大震災からちょうど1年目。ジョン・レノンの「イマジン」をBGMに、3月11日という日だからこそ、音楽の力を感じてほしい、などとメッセージが流され、トップバッターのタン・ユージャが登場。ヒット曲「愛我」で手拍子を促し、少し固かった会場の雰囲気を一転させました。4曲目には子供の頃好きだったという漫画「古惑仔」を映画化した際、イーキン・チェンが歌った挿入歌「甘心替代你」を広東語で披露。最後は「日本にとって、きょうは大震災から1年という節目の日。この日にステージに立てたことに深い意味を感じます。クリスチャンになった僕にとって思いの深い歌を日本のみなさんに贈ります」と話し、「Make You Feel My Love + A Thousand Years +You are good」のメドレーを英語で歌い、ドラマで見せる俳優の顔とはまったく違う、歌手タン・ユージャの魅力をアピールするステージとなりました。
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【タン・ユージャ/D.T セットリスト
M1) 愛我
M2) KISS ME NOW
M3) 灰色河堤
M4) 甘心替代你
M5) Make You Feel My Love + A Thousand Years +You are good
 
2番目は、Get Everybody Movingの頭文字をとって命名したという香港の歌姫G.E.M.。2008年のデビュー以来、ソウルフルな歌声を武器に香港の音楽シーンのヒロインとして輝き続けている彼女。日本での知名度は高くなかったかもしれませんが、アリシア・キーズの「If I Ain’t Got You」のカバーでその美声を響かせると、思わず会場からため息が。途中からプロデューサーもギターで参加したライブで、その歌唱力を遺憾なく発揮、客席を唸らせました。ただ、堂々としたステージングとは裏腹に、MCでは「日本語ひとつ覚えました。アゲポヨ~!」とお茶目な面も見せ、このステージを観て彼女に注目した人が多かったのではないでしょうか。
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【G.E.M. セットリスト
M1) If I Ain’t Got You (Cover)
M2) Mercy On Me (Cover)
M3) ALL About U
M4) Get Over You
M5) A.I.N.Y.
M6) Lady Marmalade (Cover)
 
3番目はルー・グワンチョン。盧廣仲という漢字表記のほうが知られているかもしれませんが、マッシュルームカットに黒い眼鏡がトレードマークのシンガーソングライターで、2008年のデビューアルバム以来、数々の賞を総なめ、今台湾で最もブレイクしているシンガーのひとり。その彼が日本で初めてライブに出演するということで、注目するファンも多かったのでしょう。登場と同時に大きな歓声が上がりました。アコースティックギターを変幻自在に操り、独特の世界観を表現。椅子に座り、足を高く上げながらリズムをとって演奏される楽曲は複雑なコード進行をたどりながらも、ポップで楽しく、客席も拍子をきざみながら揺れました。「日本の友達! こんばんは! ルー・グワンチョンです」という挨拶からは明るいキャラクターも伝わり、日本ファンの心をガッチリと掴みました。
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【ルー・グワンチョン セットリスト
M1) 別殺我
M2) 我愛你
M3) 破氣球
M4) 一百種生活
M5) 早安晨之美
M6) oh yeah
 
そして、いよいよVANEESSのステージ。F4としても、ソロとしても日本武道館や東京国際フォーラムホールAなどの大舞台でライブを重ね、俳優としても大人気ということで、会場の相当数がVANNESSファン。彼が姿を見せると、赤いVの電飾ボードを一斉に掲げ、客席が赤い海と化しました。「元気ですかー? 眠いですかー(笑)? 暑いですかー? 僕も(笑)」と言って途中でジャケットを脱ぎ、「I love all of you! 愛してるー!」とファンを熱狂させ、激しいダンスを交えた貫禄のステージを展開。MCでは「あれからちょうど1年が過ぎたきょうは特別な日。去年、3月に震災があって、4月に日本に来ました。日本が大好きだから。どんなことがあっても、愛があれば乗り越えられます。日本を愛し、そしてみんなを愛しているから、きょう、ここにいます。僕の愛を感じてください」と、感動的なMCを交え、最後は発売したばかりの日本語の新曲「Endless Dance」で締めくくりました。
 
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【VANNESS セットリスト
M1) Never let you go + do it
M2) Soldier
M3) Reason
M4) 説愛就愛
M5) 透明愛
M6) Endless Dance
 
トリは日本のナオト・インティライミ。もはや説明不要の人気アーティストのステージでしたが、実はこの時、インタビューの準備で別室に移動したため、残念ながらライブを生で観ることができず、ステージを終えて「お疲れさま!」と晴れやかな表情で楽屋に戻ってきたところに遭遇したのみ。写真とセットリストだけ、ご紹介しておきます。
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【ナオト・インティライミ セットリスト
M1) テキナビート
M2) Dream maker
M3) Brave
M4) 君に逢いたかった
M5) カーニバる? 
Ending) 愛してた
 
 


 

 

 

 

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