 2009年8月27日(木)に東京国際フォーラムホールAにて、アジア第一次韓流ブームを巻き起こした、アン・ジェウクの JAPAN TOUR 2009 "Life for Love" が開催されました。
2009年8月27日(木)に東京国際フォーラムホールAにて、アジア第一次韓流ブームを巻き起こした、アン・ジェウクの JAPAN TOUR 2009 "Life for Love" が開催されました。
当初今年5月に公演が予定されていましたが、アルバムレコーディング中に発見された声帯ポリープの手術で延期した経緯があり、8月19日に日韓同時リリースされたアルバム『Life for Love』を引っさげた今回の公演は約1年半ぶり、アン・ジェウク自身もファンも待ちに待ったものでした。
公演に先立ち会見が行われ、少し緊張した面持ちでアン・ジェウクが会見場に現れました。
 
Q.今回のコンサートのみどころは? 
「今回はアリーナのような舞台ではないので、華やかさよりも温かみを感じられる舞台にしたいと考えました。セットは小さな城をイメージし、その庭園にファンの皆さんをご招待して、楽しいひとときを過ごしたいと考えています。落ち着いた中にも、僕の中に秘めた熱い情熱を表現できれば、と思っています」
Q.海外で活躍する多くのアーティストが公演する国際フォーラムのステージに立つ意気込みは? 
「本来ならば今年5月に公演を予定していましたが、やむを得ない理由で手術を受けることになり、ようやく今回公演が実現しました。待ちわびていらしたファンの皆さんのことを思うと、本当に申し訳ない気持ちになる一方で、こうしてまた再会できると思うと、嬉しさが募ってきます」
Q.今回のアルバムのポイントは? 
「アルバムをリリースするときの自分の心境や思いが強く反映されています。昨年リリースしたアルバムは音楽自体は気に入っていますが、少し重たく物悲しい雰囲気でした。最近の心境はあのときよりも軽やかで、ソフトで明るい雰囲気が今回のアルバムに投影されています。別れの歌も沈みこむような気分ではなく、明るさを残しています」

Q.喉を痛められて、今回歌うことに対して恐怖感はありませんでしたか? またそれをどのように克服しましたか? 
「公演前には緊張するタイプではなかったのですが、今回ばかりは公演日が近づくにつれ胸がざわつくような不安感がありました。早く舞台に立ちたいという思いがありますが、開演まであと1時間ほどに迫り、いつになく緊張しています」
Q.日本で今回のアルバムが予約ランキング1位で、好調なセールスですが? 
「感謝の気持ちでいっぱいです。待ち続けて下さったファンの皆さんにもっと早くアルバムを届けたかったという思いもあります。熱心にプロモーション活動を行えばチャートの上位を維持できるかもしれませんが、そのような状況になく、予約では1位でしたが、その後の順位は……。少し残念ではありますが、これからも出来る限り力を注いで、多くの方に聴いていただきたいと思っています」
Q.俳優、歌手、野球選手としての活動をそれぞれひとことで表すと? 
「(しばらく考え込む様子で)難しい質問ですね……。歌手は歌手だし、俳優は俳優だし(会場から笑い)。これは当たり前かもしれませんが、3つとも誰かにやらされているわけではなくて、爽快な気分やエネルギー源を得るためにやっています。僕にとって楽しく幸せな日々を過ごすために不可欠な活動です」

Q.日本のファンへメッセージを !
「ファンの皆さんが僕の心配をしてくれることに対して本当に申し訳なく思っています。体調が悪かったときにとても心配してくれたことを覚えています。これからは体調管理をしっかりして、皆さんに心配を掛けないように頑張りますので、見ていてください。だからこそ今回の公演はいつもよりもたくさんの愛情と情熱をもって臨み、最高のステージにします。また今日来場できなかったファンの皆さんのためにも、よい出会いを準備していきたいと思っています」
 
この後のフォトセッションでは、公演前とあり程よい緊張感が。ただ、ファンに1分1秒でも早く会いたいという気持ちで、目が輝やいていました。 
 
公演は『ひとりごと』でスタート。お城のバルコニーから颯爽と登場し、客席のファンはお城の庭園に招待されたような素敵な空間に酔いしれます。 

その後、総立ちのファンに会いたかった気持ちを伝えたいと、日本語で挨拶を。「こんにちは!お久しぶりです。埼玉のコンサート以来、1年半ぶりですね。お元気でしたか?僕も皆さんにとても会いたかったです。僕と皆さん、どちらが会いたい気持ちが大きかったですか? 長く待った分、今日は楽しい夜にしましょう! 皆さん、体力に自信はありますか? さぁ、一緒に楽しく始めましょう!」 
 
喉の調子を心配する声をよそにスタートから全身全霊で熱唱、むしろ後半のほうが声の伸びがよくなるほど。ファーストアルバムから最新アルバムまで全28曲を歌い切り、このステージに立っている喜びを全身で表現しているようでした。「いつもより多く歌うよ。待っていてくれたお礼だよ。料金は一緒だよ(笑)」とMCもはずみます。 
 
 公演の途中、ステージ上のスクリーンには、恒例のサマーキャンプの様子と共に、ファンに会えなかった入院中の様子やヨーロッパ旅行の風景など、貴重なオフショットが。MCでも入院中の不安な気持ちやファンを思う気持ちなどが率直に語られました。また、「サマーキャンプではファン120人と腕相撲をしたのですが、なんと一人が腕を骨折してしまったんです」と仰天のエピソードも披露してくれました。
公演の途中、ステージ上のスクリーンには、恒例のサマーキャンプの様子と共に、ファンに会えなかった入院中の様子やヨーロッパ旅行の風景など、貴重なオフショットが。MCでも入院中の不安な気持ちやファンを思う気持ちなどが率直に語られました。また、「サマーキャンプではファン120人と腕相撲をしたのですが、なんと一人が腕を骨折してしまったんです」と仰天のエピソードも披露してくれました。 
 
アンコールでは『TSUNAMI』『ギンギラギンにさりげなく』『ジュリアに傷心』など日本語の歌で楽しませた後、最後は『FOREVER』をファンと大合唱、ステージの端から端まで移動し、会場の隅々まで見渡す姿が名残惜しそうで、印象的でした。 
 
小さなお城の庭園で開かれた宴は、主であるアン・ジェウクの愛情たっぷりのおもてなしに満ち、最高の宴となりました。今後は、10月に日韓合作テレシネマ『トライアングル』がオンエアされ、11月中旬からはミュージカルに出演するとのこと。そして、アン・ジェウク自身の口から「12月21日(月)、東京JCBホールで初のファンミーティングを行います」とファンに嬉しいお知らせも告知されました。
 セットリスト
セットリスト 
ひとりごと 
始まる 
砂時計 
頼れない世の中 
別れなのかな 
壁 
仲直り 
Jewel word~breeze 
愛が…愛を 
そうなんじゃない 
いつも私のそばに 
Baddest 
別れ 
Dear 
僕に君ほど 
tell me 
Don't go baby 
因縁 
君に伝えたい言葉 
ケンカの後に 
守護天使 
その夢のために 
心のままに 
罠 
行け! 
友よ 
<アンコール> 
TSUNAMI+メドレー(ギンギラギンにさりげなく+ジュリアに傷心) 
FOREVER  アン・ジェウク(Ahn Jae Wook)
アン・ジェウク(Ahn Jae Wook) 
1997年に社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『星に願いを』の主演、カン・ミン役で大ブレイク、アジア第一次第韓流ブームを築く。その人気はアジア各地に渡り、韓国・日本・中国・香港・マレーシア・インドネシア・シンガポール・台湾にオフィシャルファンクラブが存在する。俳優だけではなくアーティストとしても活躍しており、現在までに5枚のアルバムをリリースしている。日本では2006年に『sounds like you』(日本版)でデビュー、圧倒的な人気を得ている。 
韓国公式サイト http://
日本公式サイト http://

 Life for Love
Life for Love 
発売元:ポニーキャニオン
1. 愛が…愛を  2. Jewel word~breeze~  3. 仲直り  4. 愛を手放して  5. Make Me Smile  6. Breeze  7. 愛が…愛を (Inst.)  8. Breeze/Jewel word~breeze~ (Inst.)
9. 仲直り (Inst.)  10. 愛を手放して (Inst.)  11. Make Me Smile (Inst.)  
(DVD) 
1. ジャケット撮影メイキング 2. レコーディング風景メイキング 3. オリジナルインタビュー 
 
 



