RAIN ASIA TOUR IN JAPAN 記者会見&コンサートレポート

2009年8月29日、さいたまスーパーアリーナで待ちに待ったRain(ピ)の2年ぶりのコンサートツアー「LEGEND OF RAINISM 2009 RAIN ASIA TOUR」がスタートしました。まずは、公演に先立って開かれた記者会見の模様からどうぞ。 


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rain1.jpgQ.最初に一言お願いします。
「東京でアジアツアーの初日を迎えることができ、とても嬉しいです。ファンの皆さんと一緒に過ごすファンミーティングのようなコンサートにできれば、と考えています。これまでは特殊効果や派手なパフォーマンスなどエキサイティングなステージを披露してきましたが、今回はとてもシンプル。自然で余裕が出てきたRainをお見せしたい。僕自身も楽しみたいと思っています」 

 
Q.今後のドラマの予定は?
「今秋公開予定の映画『ニンジャ・アサシン』はスケールが大きい作品で、撮影が大変だったので、次は楽しんで撮影できる作品がいいですね。恋愛ドラマとか。現在たくさんいただいているオファーの中から選んでいる段階です」

 
Q.2年ぶりの公演に向けて、どんなダンスのレッスンをされましたか?
「僕にとって15年間続けてきたダンスは、右手で箸を持ってご飯を食べるように自然なことです。この2年間もしっかり練習を積んできたので、また新しいダンステクニックをお見せできると思います」

 
rain6.jpgQ.9月1日に日本公式サイトがオープンしますが、オープンイベントの予定は?
「今秋公開される『ニンジャ・アサシン』のプロモーションで来日するときに合わせ、イベントを計画しています」

 
Q.きょうは故マイケル・ジャクソンさんの誕生日ですが、Rainにとってマイケルはどんな存在?
「最高のパフォーマーで、現在のダンスの原点になった人だと思います。僕にとっては、ダンスを始めるきっかけになった人でもありました。実は、マイケルさんの亡くなった日は僕の誕生日だったんです。何か不思議なものを感じてしまいます」

 
rain7.jpgQ.シンプルというコンセプトを選んだ理由は?
「バンドと客席のファンの皆さん、そして僕のパフォーマンスの調和を高めることを重視した結果です。そのためにステージの特殊効果と美術を少し抑えることにしました」

 
Q.今後の予定は?
「日本の公演を終えたら、中国、韓国などアジア各地を回り、『ニンジャ・アサシン』の公開後にスケジュールが取れれば、ヨーロッパやアメリカなどにも行きたいと考えています。新しいアルバムのリリースも計画していますよ。これからも応援よろしくお願いします!!」

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『LEGEND OF RAINISM 』 コンサートレポート
激しいバンド演奏とともに、ステージセットの2階からRainが登場。『MY WAY』がスタートすると、会場は一気にRAINの幻想的な世界へ引き込まれます。 

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rainof2.jpgロック調にアレンジされた『TOUCH YA』から『IT’S RAINING』へ、おなじみの曲に聴きなれないイントロが。マイケル・ジャクソンの『BILLIE JEAN』です。会見でも話が出たように、この日はマイケルの誕生日。マイケルをリスペクトすると話していたRainらしい追悼でした。
 
「皆さん、こんにちは。お久しぶりです。来てくれてありがとうございました。2年ぶりにまたコンサートをします。本当にやりたかったです。今度のコンサートはLEGEND OF RAINISM。日本で始まり、各国にピ(雨)が降ります」。MCはすべて日本語で頑張りました。

 
激しいドラムソロから繋いだ曲は、なんとこれまで演奏したことのない『BECAUSE OF YOU』。意外な選曲に、ファンから驚きのどよめきと大歓声が起こります。

アコースティックギターの伴奏で『LOVE IS』と『MY GIRL』を甘く歌い上げた後は、代表曲の『I DO』『I’M COMING』『BAD BOY』、そして『ONLY YOU』へと次々と休む間もなく歌い、踊り続けます。さらに『HAND SHAKE』ではスタンドマイクを女性に見立て、追いかけたり、絡んだり、戸惑ったり……。マイク1本で切ない男心を表現してみせました。

 
rainof7.jpgそして、Rainといえば、やっぱり雨。『I』では頭上から雨が!! 濡れながら歌うRainはとてもセクシー。さらにタンクトップを破り捨て、鍛えられた上半身を露わにすると客席からは、たまらず悲鳴が!! これでもか!と、ベルトをはずしてズボンを脱ぐマネをすると会場は狂喜乱舞。Rainは悪ふざけをする少年のように茶目っ気たっぷりな顔をしていました。

 
白のスーツに着替えると、今度は『LOVE STORY』を熱唱、5集のタイトルチューン『RAINISM』へ。ステージ上の照明が暗くなり、赤く光るステッキが登場すると会場の盛り上がりは最高潮に。このステッキは5集発売当初のみ使用していたもので、初めて現物を目にするファンも多かったようです。

最後の曲は『FRIENDS』。激しい『RAINISM』とは打って変わって、とても優しい表情で平和を祈るように歌うRainとファンの大合唱となりました。

 
「チョン・ジフン」(Rainの本名)コールに応えてアンコールに突入。デビュー曲『BAD BOY』のタンゴバージョン、さらにはアップテンポの『WITH U』『FRESH WOMAN』にDJのRAPも入り、会場がクラブと化します。ノリノリなRainはステージを降りて客席を走り回り、ファンの興奮に拍車をかけていました。会見の言葉通り、従来のコンサートに比べて演出効果や美術はシンプルに仕上がっていましたが、パワフルなダンスは健在!! 全25曲の圧巻のステージでした。 


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<セットリスト>
01.MY WAY
02.TOUCH YA
03.IT’S RAINING
(MC)
04.NOT A SINGLE DAY
05.FAMILIAR FACE
06.BECAUSE OF YOU
07.RUNNING AWAY FROM THE SUN
(MC)
08.LOVE IS
09.MY GIRL
10.I DO
11.I’M COMING
12.DON’T STOP
13.ME
14.BAD BOY
15.ONLY YOU
16.HANDSHAKE
17.I
18.11DAYS
19.I LIKE YOU AGAIN
20.LOVE STORY
21.RAINISM
22.FRIENDS
(アンコール)
23.BAD BOY
24.WITH U
25.FRESH WOMAN 
 
 

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